「食欲の秋」にふさわしく、秋の味覚には美味しいものがたくさん。この季節、愛犬と一緒に季節の食材を楽しんでみませんか? ハーバルセラピストの資格を持ち、ペットのための自然療法も学ぶ海野美規さんが、愛犬あんのために手作りするのは、秋の味をギュッと詰め込んだクリとマッシュルームのテリーヌ風。秋の味覚を代表するクリとキノコは、どちらも犬が食べても大丈夫な食材です。
食欲の秋に楽しむ秋の味覚
いよいよ秋本番。フルーツ、野菜、キノコ、魚、美味しい食材があふれる季節ですね。あれもこれも食べたいものばかりです。いつも同じものばかりになってしまいがちな愛犬のごはんも、せっかくのこの季節、秋の食材を使っておいしく作ってあげようと思います。
今日のごはんに、ブラウンマッシュルームとクリのテリーヌはいかがでしょうか。
炒めて煮詰めて冷やし固めるだけのテリーヌ風です。簡単にできて、秋の味覚をギュッと詰め込んだ一品。今回はブラウンマッシュルームを使いましたが、マイタケやエリンギなど、手に入りやすいキノコで大丈夫です。ぜひお試しください。
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キノコいろいろ
ykokamoto/Shutterstock.com
秋はキノコの季節。とはいえ、栽培も盛んに行われているので、一年を通して食べることができますね。いつか本格的に山に入って、天然のキノコを収穫して食べてみたいなどと思ったりします。
さて、スーパーで手に入るキノコにもいろいろな種類があり、それぞれに特徴があります。
シイタケは肉厚で歯ごたえがあります。
シメジは「香り松茸、味しめじ」というほど味がよいとされています。もっともこの「しめじ」は、なじみ深いブナシメジではなく本シメジのことだそうです。
マイタケは独特の香りと歯ごたえがあり、見つけると舞うほど嬉しいキノコで、うま味が強いのが特徴です。
マッシュルームはホワイトとブラウンがありますが、栄養についてはさほど差がないそうです。ブラウンマッシュルームのほうが香りが強く、風味も強いとされています。
キノコは犬が食べても大丈夫な食材です。低カロリーなので肥満対策によいのですが、食物繊維が多く犬にとっては消化しづらい食材でもあります。与える際には、消化しやすいように柔らかく調理をしましょう。