月の岩石の名前
1059SHU/Shutterstock.com
夜空がきれいな季節となりました。10月17日は満月。2024年最大のスーパームーンだったのだそうですが、皆さんはご覧になりましたか?
今年の2月だったでしょうか、日本の無人探査機「SLIM」が月面着陸に成功したとニュースになりました。月面にある10の岩石を観測するなどの成果をあげたとのことでした。撮影された岩石は、区別しやすいようにそれぞれ犬の名前が付けられました。その犬は、セントバーナード、ダルメシアン、甲斐犬、ラブラドールレトリーバー、秋田犬、ビーグル、パピヨン、トイプードル、土佐犬、そして柴犬。
どうして犬の名前がつけられたのかというと、観測に関わる研究者の間で、それぞれの大きさをイメージしやすくするためだったとか。研究者のみなさんが犬好きであることがうかがえ、親近感が湧きました。
選ばれた犬たちはそれぞれ大きさが違うので、とてもイメージしやすいですよね。あまり犬に詳しくない方も、これをきっかけに犬の大きさに興味を持たれるかもしれません。
我が家の愛犬あんは柴犬です。この犬の中では小さめな岩石かな?
あんと一緒に美しい月を見上げて、岩石の名前のことを思い出しました。
Credit
文&写真(クレジット記載以外) / 海野美規
– フラワー&フォトスタイリスト –
うんの・みき/フラワー&フォトスタイリスト。ハーバルセラピスト。愛犬あんとの暮らしを通じて、動物のための自然療法を学ぶ。パリで『エコール・フランセーズ・ドゥ・デコラシオン・フローラル』に入門、ディプロムを取得。『アトリエ・サンク』の山本由美氏、『From Nature』の神田隆氏に師事。『草月流』師範。フランス、ハンガリー、シンガポールでの暮らしを経て、現在日本でパリスタイル・フラワーアレンジメントの教室『Petit Salon MILOU(プチ・サロン・ミロウ)』を主宰。