遠近両用メガネに早く慣れるコツ
種類の異なるレンズが組み合わさった遠近両用メガネは、使い慣れるまでに時間を要することも。最後に、なるべく時間をかけずに慣れるためのコツを見ていきましょう。
頭ごと動かす
遠くを見たり手元を見たりと、運転中に視点を変える時は、目線だけではなく頭ごと動かすのがポイント。目だけを動かしてしまうと、焦点が合わず見えづらさを感じてしまいます。
遠くを見る時は顎を少し上げて、レンズの上部分を使ってみてください。反対に、車の足元や前方などの近くを見る時は、顎を引いてレンズの中央を見ます。車のメーターなどすぐ近くを見る時だけは、目線のみを下げてOKです。
累進レンズは、レンズ下部分の左右に歪みが出やすい傾向にあります。この場合は、左右を確認する際も目線だけを動かすのではなく、頭ごと動かせば歪みを抑えられるでしょう。
ゆっくり慣らしていく
すぐに遠近両用メガネに慣れるのは難しいもの。普段の生活でも意識的に使用して、少しずつメガネに慣れていくことが大切です。
まずは家の中で使ってみるのがおすすめ。最初は座った状態で、新聞や本を読むことから始めてみてください。近くから遠く、遠くから近くなどと視線を交互に切り替えるのがコツです。
少し慣れたら今度は家の中を歩き、さらに慣れてきたら外に出て遠くの景色や近くの物を見てみましょう。こうすることで、少しずつ感覚が分かってくるはずです。
早い段階で遠近両用に切り替える
老眼が進むと、近くを見る度数と遠くを見る度数の差が開いてしまうため、視線の切り替えに違和感を覚えやすくなってしまいます。老眼の初期段階であれば度数の差があまりないので、そのタイミングで遠近両用に切り替えるのがおすすめです。早い段階で切り替えることで、その後老眼が進んだとしてもすぐに対応できます。
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遠近両用メガネで運転を快適に
遠くと近くを両方見られる遠近両用メガネは、運転中でも安心して使えます。運転をより快適にするには、遠近両用メガネについてよく知り、適した選び方をすることが大切です。自分に合ったメガネを見つけて、快適にドライブを楽しみましょう。