爽やかでスパイシーな味わいが忘れられない、カルダモン香る焼酎/【連載】達人おすすめのお取り寄せ

「カレーのスパイスを使ってカレーに合う焼酎を」というリクエストから誕生した、「カルダモン」のリキュールです。カルダモンの上品で爽やかな香りとなめらかな口当たりで、心地よい飲みごたえがあります。

今回ご紹介いたしますのは、豊永酒造の「カルダモン TAKE7」です。私がこの品を初めて知ったのは、東京の泉岳寺駅近くにあるレストラン「ぶち」。何を食べても美味しいこのお店は、芸能関係の方も多く来店されていて、お食事や飲み物がとても素晴らしく美味しいおしゃれなレストランです。

こちらでいただいたカルダモンのハイボールが美味しくて美味しくて、いつも何杯もグイグイ飲んでしまいます。お友達に紹介しても、やっぱり皆さんこのレストランとこのハイボールをとても気に入られました。

忘れられないハイボール。私自身、自分で自宅用に購入するまでの大ファンになりました。

この「カルダモンTAKE7」を造られている豊永酒造さんは明治27年(1894年)創業の酒造蔵です。豊永酒造は創業以来よりの伝統的な技術を守りつつ時代にあった革新を続ける酒造です。

自社や契約農家が育てておられる原材料のお米は有機栽培ということで、品質へのこだわりと新しいことへの挑戦が素晴らしいご姿勢だなと感じました。

「カルダモンTAKE7」は「カレーのスパイスを使ってカレーに合う焼酎を」と望まれて作った焼酎ということで、試作7回を重ねて生まれたこだわりの品。一滴一滴に醸造家の情熱と技術が込められています。

完成の前夜にタンクの横に白蛇が現れたという、神がかった焼酎。透き通るような、身体が浄化するようなスキッとした味わいは、逸話を知ればさらに美味しく感じます。

この焼酎の最大の魅力は、独自配合のカルダモンの風味と香り。カルダモンは、スパイシーで芳醇な香りと爽やかな風味を持つスパイスです。その特徴的な風味を豊かに取り入れており、一口飲んだ瞬間に広がる独特の香りと味わいは、心を鷲掴みにします。

ストレートで飲めばカルダモンの風味が際立ち、独自の個性が引き立ちます。ロックや水割りにすればその豊かな香りと味わいがほどよく引き立ち、口当たりも滑らかで心地よい飲みごたえがあります。また、お湯割りにするとカルダモンのスパイシーさと温かみがマッチし、寒い季節にぴったりのほっとする一杯になります。

ただ美味しい焼酎としてだけでなく、贈り物としても最適です。その品質の高さと繊細な味わいは、大切な人との特別な時間を演出してくれます。

大切などなたかとグラスを交わす時、ラベルに描かれている白蛇の逸話、TAKE7の由来なども話の一つとしてお楽しみくださいませ。

カルダモンTAKE7(テイクセブン)25度 700ml/豊永酒造