文具のとびら編集部

福井の老舗文具店・ホリタは2024年11月2日(土)、3日(日)、文具を接点として、文具好きの人や、家族連れ、地域のものづくりに興味のある人など、年齢層や性別や国籍を超え、すべての人々が楽しめる新感覚のイベント「BUNGU NODE FES―ブング・ノード・フェス―」を、HORITA LIFE CANVAS 武生中央公園店(福井県越前市)で開催する。

空間自体を楽しめる体験型のイベント

イベント当日の11月3日は「文化の日」だが、「文具の日」でもある。そのような文化的な日に、改めて文具の価値を再認識してほしい、日常に文具があることで創造する悦びを感じてほしいという願いを込めて開催するもの。このイベントを皮切りに、全国から足を運んでもらえる文具店を目指し、HORITA LIFE CANVAS 武生中央公園店の「文具の聖地化」に取り組んでいくという。

今回のイベントでは、文具メーカーとの特別コラボレーションや、福井の企業との地域資源を活用した取り組みで、今までにない価値を生み出していく。越前和紙や福井の繊維の端材を使ったワークショップのみならず、それらを掛け合わせ、文具が届けたい価値の提供を目指す。従来の全国で開催されている文具フェスとは異なり、「文具×ものづくり産地×人」を軸とした、空間自体を楽しめる体験型のイベントとして開催。文具業界・地域の作り手、行政などを巻き込みながら毎年開催することで、全国から足を運んでもらえるビッグイベントに育てていきたいという。

子どもたちや親子で参加できる身近な文具を使った「アート体験」ができるワークショップも開催。県内各地で文化芸術を活用した地域活性化に取り組む事業の支援を目的に「福井県文化振興事業団」が運営している「アートプロジェクト支援事業」にも採択されており、地域文化の発信や新たな地域文化の創造、地域課題の解決に寄与することを目指している。

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