【秋の寄せ植え】春まで楽しめる!花畑のような出来上がりになる花苗9種と作り方

寄せ植えを作るときに考えること

1:一番大切なのは土です

限られた空間で植物は酸素や栄養素を土から吸収しないけないので、有機質を含んだ保水性のある水はけのいい土が必要です。また植える植物が酸性を好むのかアルカリ性を好むのかも確認した方がいいと思います。

2:置く場所も大事です

好きな花を植えることをまず考えがちですが、部屋の中なのか庭に置くのか、日当たりや風通しはどうなのか、背景には何があるのか。置く場所を決めてから、その環境に合った植物を選ぶことが大事です。

3:好きな植物+α

植物の組み合わせも、それぞれの性質(水が好きとか過湿は嫌いとか、お日さま大好きとか日陰でないとだめとか)や色合わせを考えるのは基本ですが、自分の好きな植物ばかり選んでいるとワンパターンになりがちです。

今まで使ったことのないものを選んでプラスアルファ……トライしてみることも必要ですね。それには植物を幅広く知って、たくさんの寄せ植えを見て、知識や情報を得ることが大事だと思います。

4:鉢選びも重要です

たっぷりと植えこむ大きな鉢にするのか、小さな鉢をいくつも置くのか、また材質もテラコッタや樹脂製、プラスチックなどいろいろあり、それぞれ保水性も違ってきます。色、形、材質など今はさまざまな鉢が販売されているので迷うほどです。

私はもう何十年も使い続けているテラコッタの鉢がありますが、いい鉢ほど年数を重ねると雰囲気が出てくるので大切にしています。でも樹脂製などの軽い鉢も使いやすく重宝するので用途に応じて変えています。

(広告の後にも続きます)

鉢からイメージして作ってみました

私は寄せ植えを作るとき、好きな植物を中心にイメージを膨らませたり、「黄色いビタミンカラーで」とか「ブルーを集めて」とか色合いで決めることが多いのですが、今回は「これに合う寄せ植えを作りたい」と思える一つの鉢に出合いました。

ブルーグレーで、細やかに植物がレリーフ状にデザインされています。「きれい!」思わず声が出てしまったほど!

横45cm、縦22cm、高さ22cmのグラスファイバー製の鉢です。グラスファイバー製の鉢は通気性もあって軽いのが一番の魅力で、我が家はテラコッタからグラスファイバーの鉢へ移行しつつあります。でも衝撃には弱いので要注意です。

背の高い細い茎の植物が軽やかに風に揺れる花畑が浮かんできました。このグレーの鉢に合う植物選び……さてどんな花を集めましょう!