ダイエット停滞期の持続期間について
ここからは、ダイエット停滞期の持続期間などについて解説します。なお、ダイエット停滞期の期間や時期、継続期間には個人差があるため、目安程度に考えておきましょう。
ダイエット停滞期はいつから始まる?
ダイエット停滞期は、明確にこの日から始まるというものではありませんが、「ダイエットを始めてから1か月経った頃」や「1か月で体重が5%以上減ったとき」に停滞期に入りやすいといわれています。
体重50kgの人であれば2.5kg以上、60kgの人であれば3kg以上1か月間に減ると、体の機能を一定に保とうとするホメオスタシス機能が働き体重が落ちにくくなることがあるようです。
ただし、ホメオスタシス機能にも個人差があり、急激に痩せていないのに停滞期に入ってしまうケースも考えられます。
ダイエット停滞期はいつまで続く?
ダイエット停滞期が続く期間には個人差がありますが、一般的には2週間から1か月ほど続く人が多いといわれています。
停滞期を抜け出すと一気に体重が落ちる?
ダイエット停滞期を抜け出すと一気に体重が落ちることがありますが、これにもホメオスタシス機能が関係していると考えられています。
停滞期もこれまで通りにダイエットを続けると、体がその状態に慣れ、ホメオスタシス機能によって省エネモードになっていた体がいつも通りエネルギーを消費するようになります。
今までなかなか体重が落ちなかった分「一気に体重が落ちた!」と感じやすいようです。
脱出後もダイエット停滞期を繰り返すことも
ダイエット停滞期は、一度脱出してもまた繰り返すことがあります。
とはいえ、健康的にダイエットを行うためにはある程度長期間ダイエットを継続する必要があり、その上で停滞期が訪れるのは避けるのが難しいものです。
そのため、停滞期によって落ちてしまうモチベーションを保っていくことがダイエット継続のコツといえるでしょう。
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ダイエット停滞期かどうか判断する3つのポイント
「そもそもダイエット停滞期なのかどうかわからない」という場合は、以下の3つのポイントをチェックしてみましょう。
体脂肪率の変化
2週間での体重の変動
カロリーオーバーしていないか
ダイエット中は、体重ではなく体脂肪率の変化を見ることが大切です。体重が減っていなくても体脂肪率が減っていれば、脂肪が減りその分筋肉量が増えたということであり、ダイエット停滞期ではありません。
また、体重の変動を見るときは2週間ほどの期間での体重の変動をチェックしましょう。体重は水分量や塩分量、運動して汗をかいた場合などでも変動します。そのため1、2日など短期間の変化では停滞期かどうかを見極められません。
停滞期が数か月にわたって長く続く場合や、逆に太っていく場合は停滞期ではなく、カロリーオーバーの可能性があります。毎日の摂取カロリーや消費カロリーを見直してみましょう。