ダイエット停滞期を乗り越えるための対策
ここからは、ダイエット停滞期の乗り越えるための対策をご紹介します。
同じダイエットを継続する
ダイエット停滞期に入ったからといって、焦って食事制限をさらに厳しくしたり、運動の負荷を上げるとホメオスタシス機能がさらに活発になって停滞期が長引くことにつながります。
そのため、基本的には今までと同じダイエットを継続するといいでしょう。ある程度続けることで、体は少しずつその状態に慣れていきます。
チートデイを取り入れる
ダイエット停滞期でつらいときは、チートデイを取り入れるのも一つの方法です。チートデイとは、食事制限なしで好きなものを食べていい日のことを指します。
チートデイの「チート」は英語で「だます」という意味で、ダイエット停滞期にチートデイを挟むことで飢餓状態だと勘違いしている体に「栄養は十分にある」と錯覚させ、ホメオスタシス機能の過剰な働きを抑えたり、代謝のアップを期待します。
チートデイを取り入れる場合、頻度は1週間〜2週間に1日に留めることが大切。頻度を増やし過ぎると太ってしまいます。
ダイエット中は我慢がつきものですが、チートデイは基本的には好きなものを食べてOK。ダイエット中のストレス発散ができることもチートデイのメリットです。また、ダイエット中に不足しがちな栄養を補うことにもつながります。
ダイエット方法を見直してみる
ダイエット停滞期が1か月以上続く場合、停滞期ではなくダイエット方法が合っていない可能性が考えられます。その場合は、ダイエット方法を見直してみるといいでしょう。
例えば、食事は栄養バランスが偏ると逆に痩せにくくなることがあるため、食生活が乱れがちなときは食事の内容を見直しを行うのがおすすめです。
有酸素運動や筋トレを取り入れる
食事制限だけしている人は、有酸素運動や筋トレを取り入れるのもおすすめです。ダイエット中は筋肉量が落ちやすくなりますが、これらの運動を取り入れることで筋肉量の維持や向上につながります。
手軽にできる有酸素運動としては、ウォーキングがあります。ウォーキングは運動習慣がない人や運動が苦手な人も簡単にできるので、まずはウォーキングから始めてみるのもおすすめです。
どちらか一方だけ取り入れたり、交互に行うでもいいので、運動を取り入れると健康的にダイエットできますよ。
体重や体脂肪率の変化を記録する
ダイエット停滞期でもしっかりダイエットを続けるために、体重や体脂肪率の変化を記録するのも有効です。体重や体脂肪の変化を一定期間記録していくと、自分はどんなペースで体重が減っていくのか、逆にいつ体重が落ちにくくなるのかなどが把握できます。
記録しておくと、ダイエット停滞期が来たときも「あ、これは停滞期に入ったな」とわかるので、慌てず冷静に受け止められ、モチベーションの低下を防ぐことができます。
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ダイエット停滞期にやってはいけないこと
以下は、ダイエット停滞期にやってはいけないことです。
食事量をさらに減らす
運動量を無理に増やす
チートデイでの暴飲暴食
ダイエットが停滞すると焦ってしまうかもしれませんが、食事量を極端に減らしたり、無理に運動量を増やすのはNG。体がさらに飢餓状態になり、停滞期を抜けにくくなってしまう可能性があります。
また、チートデイでは好きなものを食べてOKですが、暴飲暴食は避けましょう。「ヤケ食いの日」にするのではなく、食べたいものをおいしく味わって食べることが大切です。