カウンターのみのオープンキッチンで作る、和食のコースを楽しめる劇場型の一軒として話題の『食とか、酒とか、タカノハシアキラ』。
元俳優でドラマー、ライブハウスの厨房出身という異色の経歴の持ち主。彼の料理が評判で、人に振る舞っていたことから、このスタイルに辿り着いた。同店の魅力とは?
劇場型なのにホッコリできる一軒で、噂を聞きつけた人たちが笑い合う
ポロシャツにエプロンがトレードマークの店主・タカノハシアキラさんを囲む、カウンター席の客はみんな笑顔。
そんな楽しげなムードが、窓越しからも伝わってくる。
家庭の味と言いつつ、しっかり旨い技ありな料理が次々と
コースはその昔、タカノハシさんの祖父が造っていた地元・宮城県栗原市のお酒「友笑」からスタート。
おばんざい、魚料理、肉料理など7〜8品付きで6,600円。ペアリングを付けても1万1,000円と破格。
食感の違いが楽しい「本鮪と醤油漬け大根のミルフィーユ」。
客の目の前で焼き上げる人気の「出汁巻き卵」。
絶妙な相性な「鶏の照り焼き ブラッドオレンジジュース仕立て」。
芸人顔負けのトークで調理中も飽きさせず、銘酒やワインなど好みの酒をたっぷり注いでくれて、お得感も満載。最後は同席した人が仲良くなって“友笑(ともわらい)”する。
多幸感に満ちたひとときがここにある。
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