文具のとびら編集部
文具好きなら思わず気になってしまう、みんなのペンケースの中身。
本連載では、“あの人”のペンケースとその中身を教えてもらいます。
今回は、ライオン事務器商品開発部・Kさんのペンケースを大公開!
Kさんのペンケース
Kさんの所属は商品開発部だが、カタログやチラシ、リーフレットなどの制作を担当しているのだという。仕事柄筆記具をよく使うのだそう。
そんなKさんのペンケースは、個人の作家が作った本革を手染めしたペンケース。ハンドメイドマーケットのCreema(クリーマ)で購入したものだ。入社時から使っている革の名刺入れが気に入っているので、それと同じような色味や質感のペンケースを選んだのだという。ファスナーが大きく開けやすいのが気に入っているそうで、しかも本革なので「長く使うと味が出るところもいいです」と話す。仕事以外でも、休日にお出かけする際も持ち歩いているそうで、まさに肌身離さず愛用しているペンケースだ。
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ペンケースの中のお気に入り文具
パイロットコーポレーション「フリクションボール3スリム」
「必須アイテム」というのが、消せるボールペン「フリクションボール」。会議でのメモ書きや手帳のスケジュール管理、カタログ等の制作での校正の赤入れなどなくてはならないペンだという。使っているのは、黒・青・赤の3色ペンで、透明ボディの限定品を購入した。
「フリクションボールの3色ペンは、職場の人がみんな使っているので、自分のだと分かるように限定品にしました。パッケージの箱がかわいかったのが購入の決め手になりました」という。毎日のようにヘビーに使っていたためグリップがダメになってしまい、新しくボディを買ってグリップを付け替えたそうだ。「替えグリップも出してもらえたら嬉しいです」とのこと。
インクが切れてもすぐに交換できるように、リフィルもペンケースの中に入れているという。ボール径は極細の0.38㎜を常用しているが、ツルツルした校正紙に赤入れする際には少し太字の0.5㎜に入れ替えて使っている。
ゼブラ「ブレン3C」
「伝票書きなどフリクションが使えないシーンで使っています」というのが、“ブレない”ボールペンとして人気の「ブレン」の3色ペン。デザインが気に入っているそうで、「発売する前から絶対買おうと決めていました」という。
ぺんてる「グラフギア1000」
カタログやパンフレットに載せる写真の撮影カットを考えるときに、この製図用シャープを使っている。デザイン科を専攻していた大学生の頃からずっと愛用しているシャープペンで、「重さがちょうどいい」とのこと。ちなみに芯径は0.3㎜で、細書きが好みだそうだ。
カキモリ「透明軸万年筆」
蔵前の人気文具店・カキモリのオリジナル万年筆。中に入れているインクは、同じくカキモリで作ったもの。ToDoリストを万年筆で書いているそうで、特に頭を整理したい時は、万年筆でゆっくりとToDoを書き出して、心をクールダウンさせているのだとか。「お休みの日には、美術館でポストカードを買って、この万年筆でメッセージを書いて友だちに送ったりしています」という。
左ききの道具店「HIDARI 15cm定規/左右兼用」
Kさんは左利きなので、左ききの人でも使いやすいアイテムを扱っているオンラインストア「左ききの道具店」オリジナルの定規を使っている。両側に目盛りがあり、左手マークが付いている方の目盛りが左利き用になっている。