文具のとびら編集部

神奈川県川崎市にある日本理化学工業の本社敷地内で2024年10月26日、「北海道美唄フェア」が開催された。主催は美唄市と日本理化学工業。

同社は、ダストレスチョークや 「キットパス」 などの製造販売を行っているが、そのチョーク工場が美唄市にある関係で、同社は2021年10月、本社敷地内に「北海道美唄コンテナショップ」を開設。美唄市の農産物・特産品などの販売を行っている。それがきっかけとなり、年2回ほど北海道美唄フェアを開催している。

今回、スペシャルゲストして美唄市身でパリオリンピック柔道男子60kg級の銅メダリスト・永山竜樹選手が来場。多くの来場者が永山選手と記念撮影を行っていた。


日本理化学工業大山社長㊧と永山選手、中央にある作品は黒板アーティスト・すずきらなさんが「キットパス」で描いた

永山選手のトークショーとサイン会を実施

フェアは10:30にスタート。オープニングセレモニーでは桜井恒美唄市長と日本理化学工業大山隆久社長があいさつした。


桜井美唄市長

桜井市長は「今回は秋バージョンの美唄フェアを開催でき、大変喜ばしく思っております。また、日本理化学工業様につきましては、美唄市の工場における本業並びに美唄市における街づくりにもさまざまな形でお力添えいただいていること、またこの本社工場におけるコンテナショップ、そして春・秋の美唄フェアと、美唄を盛り上げていただいていることにつきまして、改めてスタッフの皆さんはじめ、大山社長に感謝を申し上げたいと思います。今回のフェアの目玉はお米です。美唄市はお米の産地でございます。今年のお米は質が非常に良く、美味しいお米に仕上がりましたので、ぜひ新米を楽しんでいただければと思います。また本日は永山竜樹選手が来てくださいました。今年のパリオリンピック60kg男子の柔道で見事銅メダルを獲得され、団体では銀メダル獲得という実績を持って、われわれに勇気をくれただけでなく、表彰式のテレビ放送では美唄出身とアナウンサーの方が言ってくれたおかげで、美唄の名前を世界に広めてくれました。大変感謝しているところでございます。結びになりますけれども、本日の会が皆さんにとって楽しい一日になることを祈念しまして、私からのあいさつとさせていただきます。皆さん、楽しんでください」と述べた。

会場には、美唄産の新米、にんにく、さつまいもなどに加え、ジャム、クッキー、きなこ豆、トマトジュース、やきとり、蜂蜜などが並んだほか、美唄産の米を使ったクラフトビールや、ハスカップ炭酸水、ジンギスカン、シュウマイ、枝豆、アイスクリームが特別に販売され、買い求めるお客でにぎわった。


美唄市の農産物や特産品

さらに、日本理化学工業の画材「キットパス」を使って自由に絵を描いて楽しむことができるコーナーも設置。多くの親子連れが“楽がき”を楽しむ姿も見られた。

「キットパス」㊧とキットパスカーに“楽がき”する子ども

11:00から、永山選手と桜井市長、大山社長によるトークショーが開かれた。さらに、このあと永山選手のサイン会も実施。サインを求める長い行列ができた。


トークショーの様子

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