文具のとびら編集部

三菱鉛筆は、十人十色、一人ひとりに合った多彩な表現を楽しめる“軽い力で発色よく描ける色鉛筆”「toirono(トイロノ)」(単品:税込220円、12色セット:同2,640円、24色セット:同5,280円)を2024年11月13日に発売する。

やわらかい芯を搭載し、色濃くはっきりと発色する

「toirono(トイロノ)」は、「十人十色、多様な表現に寄り添える存在になりたい、暮らしやコミュニケーションが豊かになる色の楽しさを伝えていきたい」という想いを込めた商品。

やわらかい芯を搭載することで、しっとりとした描き心地を実現していることに加え、筆記した際に紙面にしっかりと色がのることで、色濃くはっきりと発色することが特徴。さらに、一般的な学用品の色鉛筆の芯は直径3.0mmだが、これと比較して太くやわらかい直径4.0mmの芯を採用しているため、広い面をムラなく塗ることにも適している。大人はもちろん、手指の力の調節などが成長段階にある子どもでも軽い力で発色よく描ける。さらに、色相、明度、彩度についての説明書きを付属しており、日常的に描くことに親しみがない人でも、多彩な表現を楽しむことができる。

軽い力で発色よく描ける色鉛筆なので濃淡をつけやすい、黒紙など濃い色の紙でも色が映える、重ね塗りをしやすい、グラデーションがつけやすいなどの特徴を備え、多くの技法を気軽に楽しむことができる。

12色セットには特によく使われる色を厳選。24色セットは、自然の中に存在する色みをイメージし、明るく鮮やかなトーンから暗めの落ち着いたトーンまでを組み合わせた。芯に使われている顔料の比率が高いため、色あせしにくい設計になっている。展示や保管の際にも光による退色を抑え、作品の色を長く保つことができる(※色により耐光性は異なる)。

芯色は全24色(あかむらさき、あか、うすももいろ、きいろ、だいだいいろ、きみどり、みどり、みずいろ、あお、うすだいだい、ちゃいろ、くろ、コーラルレッド、クロムイエロー、ヘリオトローブ、セルリアンブルー、ビリジャン、ライトグレー、レディッシュブラウン、ダークブラウン、カーキ、グラスグリーン、ディープグリーン、ダークグレー)。

パッケージでは、プラスチック製のトレーに色鉛筆を並べて収納しており、そのトレーを紙製のスリーブに入れて保管する形を採用。絵を描くときには、スリーブからトレーを取り出して広げることで、必要な色をすぐに見つけて使うことができる。また、24色セットでもトレーを重ねてスリーブに収納できるため、コンパクトに片づけられる。

さらに、紙製のスリーブは再資源化しやすいため、サステナブルなパッケージとなっている。スリーブの内側には、広島・長崎および沖縄に贈られた「折り鶴」を原料として配合した紙カラフルウイッシュを使用。広島平和記念公園だけで毎年約1千羽の折り鶴が平和記念として贈られており、その平和への思いを再生し、新たな形にした紙となっている。

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