50代、プライベート名刺のすすめ。私らしさを自分でデザインしてみた!100枚・約750円!

この度、人生2度目の個人名刺を作りました。会社で支給される仕事用の名刺ではなく、自分でデザインした自分だけの名刺は、それだけで気持ちがアガリます。

会社の冠を外した自分で生きる

最初に個人名刺を作ったのは2020年、新卒で勤めた会社を早期退職した時でした。退職時は次の仕事先を決めておらず、どこにも所属していないからこそ、個人名刺の必要性を感じたからです。

初めて作成したのは、ネットで見つけたちょっと気になるデザインに、自分の名前と連絡先を当てはめたもの。一番やってみたかった「ライター」を名乗るために、ペンのデザインを選びました。

電話番号と住所、メールアドレスだけのシンプルさですが、自称でも「ライター」を名乗れたことで、少しだけ誇らしい気持ちになりました。

同時に、会社の名前に頼らない名刺は、自分という人間力だけで生きていく自覚を持つことでもあり、やや心もとなさを感じたことも覚えています。

初めての個人名刺はかなりシンプル

(広告の後にも続きます)

誰でも簡単、Canvaに挑戦

早期退職から半年後、再就職した会社の名刺を再び持つことになりましたが、プライベートでは個人名刺を出す機会が増えました。自分の関心・活動領域と、生活の糧として働く職場に親和性が無かったからです。

そのわりに、個人名刺には連絡先以外の情報がなく、何とも味気ない……。

50代半ばを過ぎた今、ようやく本当に自分のやりたいこと、好きなことが見えてきたタイミングで、人生2度目の個人名刺を作り直すことにしました。

利用したツールは、Canva(キャンバ)。オンライン上で使える無料のグラフィックツールです。

というとちょっと難しく聞こえますが、まったくそんなことはありません。無料のテンプレートや素材がたくさんあり、チラシやポスター、プレゼン資料、SNS用のバナーなど、初心者でも簡単に作ることができます。北野武と劇団ひとりのCMでもおなじみですね。

Canvaでは、名刺のカテゴリーから好みのテンプレートを選択します。別のデザイン素材を組み合わせることで、少しだけオリジナリティも出してみます。

しかし、最もこだわったのは自分を表現する「キーワード」でした。