宿根草や球根類の枯れ枝の整理
左/初夏に庭を鮮やかに彩ってくれたサルビア・ネモローサ‘カラドンナ’。中&右/9月中旬は茎がまばらに残っていましたが、秋が深まると葉が茶色くなってくるので、カットします。
宿根草や球根は冬に地上部がなくなっていくものがほとんどですが、11月くらいまでは茎が残っているものも多々あります。春から伸びている茎は、曲がったり葉の縁が茶色くなっていたり。そのまま残しておくと庭にくたびれた感じが出てしまうので、秋にはカットしてすっきりさせましょう。遅かれ早かれ冬には寒さで枯れてしまうので、美しくないなと思ったときが切りどきです。
茎を除去したら、すでに芽生えてきた新芽だけが残ってスッキリしました。
ユリなどの球根類は、葉が光合成をして球根に栄養を送ります。球根を太らせるために、葉は黄変するまで残しておきます。黄色くなったら、株元で切って大丈夫。
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花木の剪定
Marcel Paschertz/shutterstock.com
ツバキやキンモクセイの枝を剪定しましょう。一度に多くの枝を切ると反動でおかしなところから勢いよく枝が出てきてしまいます。一度に切らず、毎年少しずつ切るのが樹形を保つコツです。
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