天皇、皇后両陛下が主催する秋の園遊会が2024年10月30日に東京・元赤坂の赤坂御苑で開かれ、約1400人が出席した。パリ五輪のスケートボード男子ストリートで2大会連続となる金メダルを獲得した堀米雄斗選手らと「スケボー談義」に花を咲かせる場面もあった。

「スケートボードって、こういう芝生の上では滑らない?」

パリ五輪にまつわる思い出や、今後の展望などを語った堀米選手に、天皇陛下は赤坂御苑内の芝生を示し、「スケートボードって、こういう芝生の上では滑らない?」と質問。予想外の質問だったのか、堀米選手は「そうですね、芝生……一応できないことはないんですけど」と目を丸めた。

その上で、

「スケートボードは本当に全部パーツごとになって(分かれて)いるので、競技のときは固めのウィールを、タイヤを使うんですけど……。こういうところ(芝生など)で滑るときは、ちょっと大きめにして、柔らかいやつを使うと、こういうところでも滑れるかも……」

などと解説。天皇陛下が「下に池があるので、あんまり(滑りやすくはないかもしれない)」と笑顔でうなずくと、堀米選手も「めっちゃ気持ちいいかもしれないですね」と笑っていた。

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「スケートボードを滑るだけは滑ったことがあります」

皇后雅子さまが「私子どもの頃、スケートボードを滑るだけは滑ったことがあります」と明かすと、堀米選手は「本当ですか?」、パリ五輪・スケートボード女子ストリートの金メダリスト・吉沢恋選手は「えーっ、そうなんですね」と驚き。

雅子さまが「友だちが持っていて、家の前が坂になっていたので、そこでこういう感じで滑っただけなのですけど。何回か、楽しくて」と思い出を語ると、吉沢選手は「一緒に滑りましょう!」と反応していた。