自分が、家族が、認知症になったら…認知症研究の第一人者・長谷川和夫さんが伝えたかったこと

もの忘れや認知症を予防する新習慣

もしも?と思ったときは、早めの受診をしたいですが、まずはもの忘れや認知症を予防することから始めてみましょう。

次回からは「物忘れ・認知症を防ぐ方法」について各専門家に伺います。脳の衰えを食い止める正しい対策や認知症のリスクを下げる運動や食事、生活習慣などついて、各専門家に伺っていきます。

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認知症専門医・長谷川和夫さんと家族

■長谷川和夫(はせがわ・かずお)さん

1929年生まれ。認知症介護研究・研修東京センター名誉センター長。聖マリアンナ医科大学名誉教授。74年「長谷川式簡易知能評価スケール」を開発(91年に改訂)。2004年「痴呆」から「認知症」に名称変更に尽力。2021年11月13日ご逝去。享年92。

■長谷川洋(はせがわ・ひろし)さん

1970年生まれ。長谷川和夫さんの長男。長谷川診療所院長。医学博士、日本精神神経学会・老年精神医学会専門医。著書『認知症のケアマネジメント』(中央法規出版刊)。

取材・文=原田浩二、松尾肇子(ともにハルメク編集部)
※この記事は雑誌「ハルメク」2021年10月号を再編集、掲載しています。