オナラが臭い人は要注意!?【50代からのダイエット】が成功しない原因と対策

50代になると、多くの女性が悩む「ぽっこりお腹」。実はお腹が出てしまう理由は人によってさまざま、大きく分けて4つの原因があります。それぞれの原因に合わせて、上手に対処してすっきりお腹を目指しましょう。おすすめの3つのアイテムも必見です!

監修者プロフィール

株式会社KMC小林整骨院グループ 総院長 小林英健さん

学校法人近畿医療学園 近畿医療専門学校 理事長。株式会社KMC小林整骨院グループ(所在地:大阪府八尾市 代表:小林英健)は、「小林整骨院」を1985年11月に大阪府八尾市で開業(現:あすなろ整骨院北本町)。現在では全国に42店舗展開し、全グループ院の延べ来院患者数は1300万人を超えています。「スポーツ活法」というトップアスリートの心身ともにサポートするための新療法を実施。治療できる領域の幅を広げて様々な治療経験を積むことで、すべての患者様・アスリートを癒し、スポーツ界や地域社会に貢献することを目指します。

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なぜ「ぽっこりお腹」になるの?4つの原因

最初に、ぽっこりお腹になってしまう原因を探っていきましょう。ハルメク世代の女性に多く見られるものについて解説します。

1.年齢を重ねると脂肪が付きやすくなる

ぽっこりお腹の原因として挙げる一つ目は、加齢に伴う基礎代謝の低下、筋力の衰えです。生きているだけで消費されるエネルギーである「基礎代謝」は、一般的に加齢とともに低下していきます。

加えて、筋肉量も減っていくため、これまでと同じ生活習慣や食生活を続けていると、消費されずに余ったエネルギーが脂肪として体に蓄えられ、ぽっこりお腹になりやすくなります。

また、加齢による女性ホルモンの減少も大きく影響してきます。女性ホルモンが減少すると、コレステロールを調整する働きを持つ「エストロゲン」の分泌量が少なくなります。その結果、体に脂肪が付きやすくなってしまうのです。

2.骨盤が歪み、内臓の位置が下がる

猫背や反り腰などの姿勢の悪さから生じる骨盤の歪みも、お腹が出てしまう原因の一つです。

内臓まわりには骨がないため、内臓は骨盤とインナーマッスルにより支えられています。骨盤が歪むと内臓を支えることが難しくなるため、内臓の位置が下がってぽっこりお腹になってしまいます。また、骨盤の歪みと共に、インナーマッスルの筋肉量低下によっても支えることが難しくなります。

さほど太っていないのにお腹が出ている人は、脂肪ではなく、骨盤の歪みが原因かもしれません。

3.体の冷え・むくみでお腹が出やすくなる

次に原因として挙げられるのは、体の冷え・むくみです。女性は男性に比べて筋肉量が少ないため、体が冷えやすいのです。

体が冷えていると脳が「脂肪の蓄えが必要だ」と判断し、通常よりも多くの脂肪を体に蓄えるようになります。つまり、お腹まわりが冷えているとその部分に脂肪が付きやすくなり、ぽっこりお腹になりやすい状態です。

また、指先が冷えている時は血流が悪くなっている状態です。血流が悪いと体内に余分な水分を溜ためやすくなり、むくみが生じるとお腹がぽっこり見える場合もあります。

4.便秘でお腹に便やガスが溜まる

便秘で腸の中に便やガスが溜まり、お腹がぽっこりと出てしまう場合もあります。

便がうまく排泄されずに腸内に残ってしまうと、宿便となって腸に溜まってしまいます。便が腸内に長時間溜まっていると腸内環境が乱れ、悪玉菌が増えて臭いの強いガスが発生しやすくなるという悪循環も。

便秘の原因は主に食生活や水分不足、ストレスだと言われています。食生活が乱れていたり、ストレスにより自律神経のバランスが崩れている状態が続いたりすると、腸がスムーズに働かなくなり、便秘になりやすくなります。