5. 雨どい修理を業者に依頼する場合の費用相場
雨どいの修理費用は、修理の範囲や作業内容、業者などによって異なります。一般的な費用相場は以下の通りです。
雨どいの継手の修理・補修 | 1箇所あたり約0.5万円~2万円 |
雨どいの修理・交換 | 1箇所あたり1万円〜3万円 |
雨どいの修理・交換(全体) | 約15万円〜70万円 |
雨どいの清掃 | 約1万円~3万円 |
上記はあくまでも目安であり、周辺環境や建物の種類・雨どいの構造なども金額に影響します。
場合によってはより高額になることもある点をご承知おきください。
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6.雨樋の修理費用を抑えるためのコツ
雨どいの修理にかかる費用を抑えるためには、以下のようなポイントに注意しましょう。
6-1.早めに修理をする
雨どいの破損や劣化を放置していると、外壁や屋根の問題につながる可能性があります。また、住宅そのものの寿命を縮めることにもなるため、早めに修理を依頼しましょう。
特に、台風や豪雨、豪雪の後は、継ぎ手や管の状態をチェックしておくと安心です。
6-2.専門業者に依頼する
雨どいの修理・交換を業者に依頼する場合は、専門の修理業者に相談しましょう。屋根工事業者や塗装業者でも対応できる場合もありますが、工事費用が高額になることも考えられます。
雨どい修理専門店や屋根修理業者は知識や経験が豊富で、雨どいの部品を常備しているため、迅速に対応してもらえる可能性が高まります。
6-3.火災保険を使用する
火災保険に加入している場合、風や雹(ひょう)などの自然災害、落雪の影響で雨どいが傾いてしまった、支持金具が外れたといった場合に、保険適用で雨どいを修理できる場合があります。
ただ、契約内容や保険会社によって対象となる条件は異なるため、ホームページなどで補償内容を確認しておくと安心です。専門業者などでは、火災保険の申請代行サービスを受け付けているところもあるので、相談してみても良いでしょう。
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6-4.相見積もりを行う
雨樋修理を依頼する際には、複数の業者から見積もりを取り、費用やサービス内容を比較検討することが重要です。相見積もりを利用することで、費用相場と見比べながら適正価格で依頼できる業者を選べます。
安心して任せられる信頼性の高い業者を選ぶためにも、2〜3社へ見積もりを依頼し、依頼時の対応スピードや担当者の反応なども含めて比較しましょう。