政治は相場に影響する?総裁選での石破ショック!
8月の歴史的大暴落からはや2カ月。ずるずると乱高下を繰り返していた日経平均ですが、秋の気配を感じつつある頃、変化がありました。
自民党総裁選からの石破茂・自民総裁誕生による「石破ショック」です。
その第一弾は9月上旬、石破総裁が総裁選出馬の際に「金融所得課税の強化」について言及してから「石破ショック」なる言葉がSNSなどで見られるようになりました。
2021年にも岸田前首相の就任時に連日株価が急落して「岸田ショック」と言われたのは、私も記憶にあります。
ただこの第一弾は、まだ総裁選の「1候補者」に過ぎない元幹事長の言葉。それで株価が下がるなんてさすがに言いがかりじゃないの~?なんて、私は思っていました。
それが9/27に石破新総裁が誕生すると急激に円高が進み、株価も下落、日経平均先物株価指数は2000円近く下がるという大混乱。
いやはや、自民党の総裁選ってそんな影響あるんですね。そういえば、FP(ファイナンシャルプランナー)である我が夫は、総裁選の結果のニュースをテレビでまだかまだかと待っていました。「政治の話題好きなんだな~」くらいにしか思っていなかったのですがそうではなかったようです。
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ショックは買い時!?落ちてくるのを待ち構えていたけれど…?
スマホを見て驚く女性
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政治経済はからっきし、経済ニュースはやっとここ数年見るようになりましたが、政治ニュースはチャンネル変えるタイプの私。
9月下旬の下落も、様々な銘柄の権利落日だったからかなと思っていたくらいです。
ただまあ、どちらにせよ、ちょうど「今度こそ安値で買いたいから、また暴落しないかな~」なんて思っていたところでしたので、株価チェックは楽しくもありました。
ずっと眺めている任天堂<7974>、年初来安値である8/5は6520円、そこから回復しての高値は8/22の8333円。そこから下がって9月は7000円台で停滞しつつ、配当の権利付き最終日である9/26に高値8009円。翌9/27が配当落ち日なんだけれど、なぜか上がって終値8048円。ニュースを見ても上がっている理由が見つからなかったのだけれど、私の個人的な予想は「ゼルダの新作が出たからかな?」です。
翌営業日の9/30は結構下がって終値7636円、そのまま少しもみ合いしつつの10月上旬に入っていますが…。
うん、石破ショック、どこ?
全然買い時ないじゃないですか。今度こそは落ちてくるナイフを血まみれになってもいいから掴んでやる覚悟で待ち構えているのに!
ちなみに私が愛する1株だけ持っている花王<4452>もそんなに落ちていません。買い増ししたかったのに~!