インフレ計算を行う

なお、この計算式はインフレの計算でも使えます。たとえば、30代夫婦2人暮らし、毎月の生活費が30万円の場合、毎年2%ずつ上昇したら、20年後にいくら必要になるかを計算してみましょう。さきほど作成したシートの3つの値を次のように変更してみます。



[図表8]インフレの計算結果 出所:筆者作成

約1.5倍になるのがわかりますね。インフレも複利計算で進んでいくのです。怖いですね。

今回は、資産運用やインフレ計算のための複利計算をExcelで行う方法をご紹介しました。あくまでも目安の数字になりますが、マネープランに是非お役立てください。
 

川淵 ゆかり

川淵ゆかり事務所

代表