資産形成は目的を明確に

年収別の資産形成の目安についてまとめます。

・年収の多い人ほど貯蓄ができている
・年収に限らず手取りの2割程度を貯蓄に回すことを目標に
・預金のみならず株式や投資信託で積極的な運用も

投資を行う上で「目的を明確に定める」ことはとても大切です。今回、年収別に資産形成の目安をお伝えしましたが、あくまで参考程度にとどめ、「なんのために貯蓄するのか?」「目的達成のためにいくら資産が必要なのか?」、そういったことをしっかり考えながら資産形成を行ってください。

※資産運用や投資に関する見解は、執筆者の個人的見解です。投資に関する最終決定は、お客様ご自身の判断でなさるようお願いいたします。

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資産形成に関するQ&A

Q:教育費を貯める方法として学資保険を検討しているのですが、加入しても良いでしょうか?

A:学資保険は保険の一種です。保護者が契約者となり、その契約者が死亡した場合でも予定通り満期金などが受け取れるメリットがあります。ただし、保険という意味合いがあるため、利回り面ではやや魅力にかけます。学資保険特有の保障が必要かどうか検討し、必要性が低いのであれば別の運用商品で準備するのも1つです。

Q:専業主婦が資産形成をする上で何か注意点はありますか?

A:ご主人を支えており、世帯収入のうちの一部を奥様の将来のために資産形成を行うことは大切です。専業主婦の場合、所得税や住民税の負担がないため、掛金が全額所得控除できるiDeCoに加入するメリットがそれほどありません。今後の働き方などにもよりますが、専業主婦の間はiDeCoよりもNISAを中心に活用される方が良いと思います。