テレビでも活躍中の占い師・大串ノリコさんの「開運アクション」season3。月の初めに、やるといいこと、行くべき場所、開運日、吉方位をお届けします!
11月の開運アクション
人間関係の変化に注目
11月は季節の移り変わりと共に、運気や環境に変化が起こりやすい時期です。これは次のステップへ進むための準備期間ともいえます。特に人間関係において良い変化が訪れるようになるため、積極的に新しい出会いや交流をすると良いでしょう。
もし友人やパートナーを探しているのであれば、新しいコミュニティや趣味のグループに参加してみてください。興味のあるイベントや集まりに足を運ぶことで新たなつながりが生まれ、今後の人間関係が豊かになりそう。今はオンラインのコミュニティなどもあり、選択肢も増えました。自分に合った方法で交友関係を広げてみるといいですよ。
また、過去に仲違いをしてしまったり、疎遠になってしまった友人や知人がいる場合、この時期は関係を修復する絶好のチャンスです。お互いに成長した今なら、昔のわだかまりを解消し、再び良い関係を築くことができるかもしれません。連絡を取って、近況報告をし合うことで、自然と縁がつながることもあります。時には、少しの勇気が大きな変化をもたらすことを忘れずに行動しましょう。
酉の市に出かけて商売繁盛の祈願を
11月は酉の市が行われる季節ですね。酉の市は、商売繁盛や開運を願う伝統的な祭礼で、全国の鷲神社(おおとりじんじゃ)などで開催され、江戸時代から続くこの行事は、商売繁盛や家庭円満、開運を祈る人々で賑わう、エネルギッシュなお祭りです。
酉の市といえば「熊手(くまで)」。 熊手は福をかき集める縁起物とされていますが、熊手の購入には独特の風習があります。 熊手は安く買い値切るほど縁起が良いとされ、最終的に提示された金額との差額は「お祝儀」として熊手商に渡すのが粋な買い方です。江戸っ子の流儀を取り入れて、楽しく買い物をするのも酉の市の魅力の一つです。
また初めて酉の市に参加する人は、最初に小さな熊手を購入すると良いでしょう。そして翌年にご利益を感じたならば、より大きな熊手を購入して運気をさらに高めるという流れが一般的です。 逆に前年より小さな熊手を選ぶと運気が下がると考えられているため、去年と同じかそれ以上のものを選ぶことが開運のポイントです。
熊手商で買うのはハードルが高いと感じる方は、神社の社務所で受けられるミニ熊手や熊手守りもおすすめです。そして熊手を家に持ち帰ったら、神棚もしくは玄関に向けて飾ると良いでしょう。ただし北向きは避けるようにしてくださいね。
今年の酉の市のスケジュール 今年の酉の市は以下の通り。
一の酉:11月5日(火)
二の酉:11月17日(日)
三の酉:11月29日(金)
3回酉の市がある年は、火災が多く発生するという言い伝えもあります。酉の市に出かける際には、家の火の始末をしっかりした上でお出かけくださいね。
出雲大社に神様が集結!
来年の繁栄と縁結びを祈願
11月(旧暦の10月)は全国の八百万の神様が出雲に集まる月。ほかの土地では神様が留守になるということで神無月と呼ばれていますが、出雲では逆に神在月(かみありづき)と呼ばれています。 集まった神様が何をしているかというと、神議り(かみはかり)という神様の会議でさまざまな取り決めを話し合っており、私たちの今後の繁栄や縁結びなどを取り決めているのです。そのためこの時期に来年の繁栄と縁結びを祈願するのはとても効果があるんです。
一番良いのは出雲大社の神在祭や縁結大祭に参列し、直接神様にお願いすること。難しければ、出雲大社に向かって手を合わせるだけでも大丈夫です。ぜひ神在祭・縁結び大祭の日は来年の繁栄や良縁を祈願しましょう。
ちなみに神在祭や縁結大祭に参列できるかどうかは、去年の神議りで決まっているそうですよ。
今年のスケジュールは以下の通り。
神在祭:11月11日(月)
縁結大祭:11月15日(金)・17日(日)
勤労感謝の日には感謝の気持ちを伝えよう
11月23日は、国民の祝日である勤労感謝の日です。この日は、単なる休暇として過ごすのではなく、感謝の気持ちを伝える特別な日にするのが良いでしょう。
勤労感謝の日は、古くから続く日本の伝統的な儀式である新嘗祭(にいなめさい)に由来しています。新嘗祭は、五穀豊穣を祈り、収穫を祝う重要な行事で、現代の勤労感謝の日の原型となりました。
そんな長い歴史のある特別な日をただ普通に過ごしてしまうのはもったいない。ぜひ、普段の生活や仕事でお世話になっている人々に感謝の気持ちを伝えてください。
特に、家族や同僚、上司、部下など、日々関わっている人々に「ありがとう」と言葉をかけるだけで、周囲との関係が一層良好になり、運気も高まるでしょう。
もちろん頑張っている自分自身にも。今年頑張ってきたこと、達成したことを改めて振り返り、自分を褒めてあげると良いでしょう。ちょっと贅沢な食事をしたりと、自分自身に対して感謝のプレゼントを送るのもおすすめですよ。
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11月の開運日
一粒万倍日
「一粒の籾(もみ)が万倍にも実る稲穂になる」いう意味の日のためこの日に始めたことは大きく育つという大吉日です。仕事の開業や結婚、投資などのお金に関することなど、「長く続けたい」、「大きくしたい」ことがあればこの日に始めると良いでしょう。
11月2日(土)◎※
11月5日(火)
11月17日(日)
11月18日(月)
11月29日(金)
11月30日(土)
※2日は大安と重なるため、より強くなります。
巳の日
弁財天の神様と縁が強まる日です! 弁財天は芸能や財運UPの神様。ぜひお近くの弁財天に出かけてみるとよいでしょう。
11月1日(金)◎※
11月13日(水)
11月25日(月)
※1日は己巳の日となり、より強くなります。
寅の日
虎は「千里を行って千里戻る」ということから、旅行の出発の日としても大吉日とされています。他にもで財福の神様である毘沙門天の使いでもあることから、お財布を変えたり宝くじを購入したりといったお金に関することをすると良い日ととされています。毘沙門天に参拝するのもオススメです。ただし「戻ってくる」ことから結婚やお葬式は避けた方が良いでしょう。
11月10日(日)
11月22日(金)
鬼宿日
普段家にいる鬼が宿に泊まる日なので鬼がいないため、何事もうまくいくとされる日です。ただ入籍や結婚式は×婚礼関係以外でスムーズに進めたいことがあればこの日にスタートすると良いでしょう。
11月8日(金)◎※
※大安と重なるため、より強くなります。
天赦日
「天が万物の罪を赦(ゆる)す日」とされ何を行うのにも良いとされる最上の吉日とされています。この日に始めたことや決断したことが順調に運ぶとされているため、仕事の開業や引っ越し、結婚にオススメです。とりあえずこの日に「やることを決めておく」というのでもいいと思いますよ。
11月はなし