地域スポーツの快進撃は、地元経済の追い風になる

――ファンも増えていると聞きますが。

北田さん はい。近年のファン層の拡大はスゴイものがあります。私は年間70試合近く横浜スタジアムに足を運んで応援していますが、さまざまな記念グッズの発売やオリジナルの醸造ビール、地元有名店とコラボした料理の提供など、横浜スタジアムの盛り上がりは目を見張るものがあります。

――そうすると、90億円、あるいは100億円突破も夢ではないわけですか。

北田さん しっかりしたデータ調査に基づいていないので、私の口から推測めいた金額を言うわけにはいきません。ただ、「かなり高い額なる」ということは間違いないでしょう。

――今回の横浜DeNAベイスターズの優勝について、特に強調しておきたいことあがりますか。

北田さん 何よりも、地域スポーツの躍進は、そこに住む人や働く人だけでなく、そこを訪れる人たちに元気と活力を与えてくれます。最近、関東地方は強盗が相次ぐなど暗いニュースが多いですが、横浜DeNAベイスターズの優勝は、関東の人々を大いに明るくさせてくれる話題です。

プロ野球の横浜DeNAベイスターズだけではありません。サッカー、バスケットボールなどでも地域スポーツが快進撃を続ければ、地域経済にさまざまなプラス効果があり、デフレからの脱却を目指す地域経済の追い風になることでしょう。

(J‐CASTニュースBiz編集部 福田和郎)