お風呂がおしゃれだと毎日の入浴がいっそう楽しくなります。

古い印象や使い勝手の悪さを感じているのであれば、リフォームによっておしゃれで使いやすいお風呂を目指してみてはいかがでしょうか?

しかし、どうすればおしゃれなお風呂になるのか、イメージやアイデアが思いつかず悩んでいる方もいるでしょう。

そこで今回は、おしゃれなお風呂を実現させるポイントや参考になるリフォーム事例についてご紹介します。お風呂リフォームの失敗を回避したい方はぜひ参考にしてみてください。

1.おしゃれなお風呂へのリフォームを成功させるための5つのポイント

リフォームをすれば、お風呂の美観や機能性を改善できます。

理想どおりにリフォームを成功させるためにも、まずは成功させるためのポイントを押さえておきましょう。

それでは、お風呂リフォームを成功させるための5つのポイントをご紹介します。

①なぜリフォームをしたいのかを明確にする

まずは、お風呂をリフォームをする理由・目的を明確にしましょう。理由や目的が曖昧なままリフォームを行うと、想像とは違った完成形になってしまう可能性があります。

リフォームは単純にお風呂をおしゃれな雰囲気に変えるだけではなく、浴室に関する悩みを解消し、使いやすさや快適性を改善する役目があります。また、リフォームをするにもそれなりの費用がかかるので、金銭的な負担を考慮して不要なリフォームは避けたいところです。

後悔しないためにも、浴室に対する不満や悩みを洗い出し、リフォームが必要な理由を見つけたうえで依頼を検討しましょう。

②リフォーム後のおしゃれなお風呂のデザインをイメージする

リフォームによって、どのようなデザインのお風呂に変えたいのか具体的なイメージを持つことも大切です。

具体的なデザインのイメージがないと、施工会社に理想を伝えることが難しくなります。施工会社に丸投げした結果、好みのデザインのお風呂にならなかったという失敗を招く恐れがあるでしょう。

また、お風呂のデザインの好みは家族ごとに異なります。一方的な意見でデザインを決めてしまうと家族から反発される可能性が高いです。

そのため、家族の好みや要望を聞いたうえで、全員が納得できるデザインにするようにしましょう。ただし、すべての要望を反映することは難しいので、優先順位を決めることで不満の少ないお風呂にデザインできます。

③リフォーム後のイメージから浴室の色合いや浴槽の形を決める

リフォーム後のイメージに合わせて、浴室の配色や浴槽の形を決めていきましょう。

配色によって浴室の雰囲気は大きく変わってきます。ホワイト系であれば、清潔感や開放感を演出できるでしょう。ブラックやブラウンといったダーク系であれば、落ちついた雰囲気のお風呂にできます。

また、浴槽の形はストレートラインやラウンドラインなどさまざまです。浴槽の形によって見た目や入浴の快適性も変わってくるため、特徴を理解したうえで選びましょう。

④浴室の壁や床、ドアのイメージも固める

お風呂のリフォームでは、トータルコーディネートを意識して浴室の壁・床・ドアのイメージもしっかり固めましょう。色合いや質感によってお風呂の雰囲気はガラリと変わります。

また、床に関しては機能性もこだわることをおすすめします。ヒヤッとしにくい床や滑りにくい床、お手入れしやすい床であれば、お風呂の安全性や快適性を向上させることが可能です。

また、ドアは開き戸・折れ戸・引き戸の3種類から選ぶことになります。浴室・脱衣所の広さや開け閉めのしやすさ、掃除のしやすさなどに考慮して選択するとよいでしょう。

⑤サンプルを見てイメージとのズレがないか必ずチェックする

浴槽や床材などはサンプルをチェックすることも大切です。ホームページやカタログの写真でも確認できますが、実物を見て実際に体験することでイメージとズレがないか確認できます。

サンプルを見ないままリフォームをすると、「思ったより浴槽のサイズが小さかった」「床が冷たい・滑りやすい」などの失敗を招く恐れがあるでしょう。

ショールームなどでは実際に浴槽に入ることができたり、目の前でお湯をかけて実演してくれたりするため、より明確なイメージを持ちながらリフォームの計画を練ることができます。

同行してくれるリフォーム会社もあるため、一度リフォーム会社に相談してみるのも良いでしょう。

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2.【マンション】おしゃれなお風呂のリフォーム成功事例5選

理想のお風呂のイメージが沸かないときは、リフォーム事例をチェックしてみましょう。

実際の事例を見ることで、好みのテイストやイメージが掴め、リフォームのアイデアが生まれる可能性があります。

ここからは、マンションと戸建て別に、参考になるお風呂リフォーム事例をご紹介します。

まずはマンションのお風呂リフォーム事例を5つ見ていきましょう。

※戸建ての事例を見たい方は「3.【戸建て】おしゃれなお風呂のリフォーム成功事例5選」へお進みください。

①落ちついた色合いを演出したリフォーム事例

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出典:https://www.reform-guide.jp/topics/case/aichi-h-zenmen/

ブラックとホワイトを基調とした落ち着いた色合いが特徴的なお風呂リフォームの事例です。

グレー系の壁からブラック系の大理石調の壁にすることで、高級感のあるテイストになっています。やや暗めの色を採用することで、ゆったりとした気分で入浴できるでしょう。

窓枠やドア枠は壁に合わせてブラック系にして、天井・浴槽・カウンターは白にすることで明るさをプラスしています。

壁にあった照明を撤去し、角に設置されたフラットなダウンライトを設置することで全体的にすっきりした印象になりました。

②グレーとブラウンで統一したリフォーム事例

出典:https://www.reform-guide.jp/topics/case/chukomansion-zenmen-graybrown/

リビングや居室、洗面室など他の部屋に合わせて、お風呂もグレーとブラウンで統一したリフォーム事例です。壁は存在感のある木目調のデザインを採用しています。

ダーク系の色は重厚感がある分、暗い印象や圧迫感を与えることがあります。しかし、こちらの事例では、浴槽・天井・床をホワイト・グレー系にすることで明るく開放的な印象になりました。

また、横長の鏡や細目のカウンターが空間を広く見せてくれています。

③高級感と温かみのある空間を演出したリフォーム事例

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出典:https://www.reform-guide.jp/topics/case/yokohama-f-mansion/

個性的なデザインの壁を採用することで、高級感と温かみのあるお風呂に生まれ変わったリフォーム事例です。

白を基調とした以前のバスルームは、どこか寒々しい印象がありましたが、リフォームによってランダム調のデザインがおしゃれな壁に変更し、高級感のある雰囲気になっています。

壁の色が明るめのグレーなので暗い印象はなく、温かみも感じます。お風呂の形状もストレートラインから丸みのある形に変更し、柔らかい雰囲気を醸しだしています。

④石目調のグレーのパネルで高級感を演出したリフォーム事例

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出典:https://www.anabuki-renovation.com/results/reform/1043/

壁の一面に石目調のパネルを採用したお風呂リフォームの事例です。

存在感のある石目調のグレーのパネルが高級感を醸しだしています。あえて一面だけ質感の違う壁にするのがおしゃれポイントです。

また、アーチ型の浴槽が、スタイリッシュな雰囲気を与えてくれています。アーチ型はアーチ部分の縁が薄く掴みやすいので、安全に浴槽の出入りが可能です。

機能面も考慮された成功事例といえます。

⑤スタイリッシュでありながら機能性も高めたリフォーム事例

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出典:https://www.anabuki-renovation.com/results/reform/1447/

ブルーの壁が印象的なスタイリッシュな雰囲気のお風呂にリフォームした事例です。白をベースにしているので、爽やかな雰囲気のある濃いブルーがよく映えます。

こちらの事例では、機能面にもこだわっています。シャワーはスライドバーとなっているため、高さを自由に調整することが可能です。

また、カウンターと収納は取り外しが可能なので、お手入れがしやすいのもポイントです。

さらに、浴室暖房乾燥機つきなので、夜間や雨天時も洗濯物を干すことができます。