体だけでなく脳も活性化!話題の「きくち体操」4つの動きをわかりやすく解説

驚くほど若々しく健康的!と話題の「きくち体操」創始者、菊池和子さん(90歳)。体だけでなく脳も活性化するという「きくち体操」の動きの中から、家で取り組みやすい動きについて教えてもらいます。

教えてくれたのは菊池和子さん

きくち・かずこ
1934(昭和9)年生まれ。日本女子体育短期大学卒業。体育教師を経て「きくち体操」を創始し、以来50年以上、毎日の授業、ラジオ、テレビ、講演などを通して指導にあたる。神奈川・東京に直営教室を持つ。『「意識」と「動き」で若く、美しく! きくち体操』『立ち方を変えるだけで「老いない体」DVD付き』(ともにハルメク刊)など著書多数。

きくち体操とは?

きくち体操は、形、回数を目標にして動かすのではなく、脳で自分の体を感じ取って動かします。「体は、あなたの命そのもの。今日から一緒に動かしましょう」(菊池和子さん)

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大事なのは「すごい筋トレ」ではなく「意識して動かす」こと

前回の記事では、若々しさを保つための習慣を教えてくれた菊池和子さん。「『最後まで歩ける体』とは、この世にたった一つの、私の命である体を最後の日まで生かし続けるということです」と菊池さんは話します。

「そのためには、すごい筋トレをしたりする必要はなくて、私が毎日やっているような体に意識を向ける習慣や、動きを取り入れるだけで十分。これだけで体は本当によくしていけます」

大事なのは、無意識に動かすのではなく、意識して動かすこと。そして日々続けること。

「靴下をはくときでも、『今、左の足の指で体を支えている』と意識を向けるだけで、脳と体はつながり活性化して転びにくくなります。本当ですよ。一緒にがんばりましょうね」