お風呂に入って体をポリポリ、トイレでもポリポリ……。無意識に手がいくため、かきむしり過ぎて血が出てしまうことも。特にすねや背中、下着のあたるところが、無性にかゆくなってきます。しかも症状は、年々ひどくなる一方です。そんな私がたどり着いたかゆみ肌対策についてお伝えします。
かきすぎた肌にゆず湯が染みる
うちでは毎年、冬至の日にゆず湯に入ります。ゆず湯といってもそんなに大層なものではなく、スーパーで購入したゆずを1個、そのままポンと湯船に入れるだけです。「今年ももう終わりね」な~んて良い香りのお湯に浸かっていると、あれ? 何これ染みる? 痛いんですけど! なんとゆず湯が、かきすぎて傷ついた肌を刺激したみたいです。痛くて我慢できず、すぐにお風呂から出てしまいました。
調べてみたところ、加齢に伴い、肌の水分量が減り、皮脂分泌が減ってかゆみに敏感になるようです。毎日、保湿クリームを塗っていますが、なかなかかゆみは治まりません。
乾燥肌の原因の1つとして、私の場合は「体の洗いすぎ」が思い当たります。私も夫も体を洗うときに使うのは、ナイロンタオル。ゴシゴシ洗って、汚れが落ちてる~って感じが好き。その結果、寒くなるこの時期、いつも2人で「かゆい、かゆい……」と言っています。休みの日には「あーそこそこ! もうちょっと上!」なんて子どもたちに変な目で見られながら、お互いの背中をかき合う始末。本当に夫婦で洗い方を改めないといけませんね。
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肌への対策①ハンドケア用手袋の使い方を変更
私は体の乾燥もさることながら、手の荒れもひどいんです。私自身、掃除のパートで強い洗剤やアルコール消毒液を常に使っていて、かなり手を酷使しています。こまめにハンドクリームを塗ってはいるのですが、ひび割れ、あかぎれがひどくなってしまいます。さらにシミ・シワもあるため、子どもに「お母さんの手、おばあちゃんの手みたーい」と言われショック!
ばんそうこうを貼っても、水仕事などですぐに剥がれてしまいます。そのため手荒れ対策として、これまでは寝るときのみ「おやすみ手袋」という手袋をはめていました。自分の勝手な思い込みで「おやすみ」と言うからには、寝るときにはめるものだ!と思っていましたが、日中でも効果があるのではと思い付きました。
この「おやすみ手袋」を昼間、家にいるときもはめるようにしています。水仕事のときはゴム手袋に替えますが、パソコンで仕事をするときにはめていても、さほど気にはなりません。
なんといっても、「おやすみ手袋」で手をカバーしてしまえば、かゆくて体をかこうにもかけません。さらに手の荒れも防いでくれれば、一石二鳥です。ネットなどで調べると、シルク100%やスマホ対応の「おやすみ手袋」がお手ごろ価格で出ています。使い心地もとても良いので愛用しています。