5.訪問診療を受けるには
まず、利用したい医療機関か担当のケアマネジャーに訪問診療を希望する旨を相談します。この際、かかりつけ医や入院先の病院からの情報提供書(紹介状)があれば提出が必要です。その後、体調や病気の状態、生活状況などの確認、料金や訪問頻度について説明を受け、合意のうえ契約を結んだら利用開始となります。
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6.人材の確保と体制づくりが期待される
訪問診療は、医師や看護師などが患者の自宅や入居施設を訪問し、治療や薬の処方、体調管理をおこなうサービスのことです。高齢化に伴い、医科・歯科ともに利用件数が増加しています。
病気になっても、住み慣れた地域で医療を受けながら生活を送りたいという需要は、今後も増すことが予想されます。しかし、多様化するニーズに対し医療機関や従事者の数は十分とは言い切れないのが現状です。これらの課題に対し、国や自治体では在宅医療体制の構築に向けた財政支援や、人材育成・確保の施策を進めています。
地域の医療や介護、福祉サービスが連携し、訪問診療を必要とする人に適切なサービスが行きわたる体制づくりが期待されます。
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