行うことは盛りだくさん!日勤時の主な仕事内容

病棟看護師の主な仕事内容は、まず夜勤の看護師から日勤の看護師への申し送りから始まります。そこで患者さんの情報を共有し、必要であればその日のケアの予定を変更します。その後は患者さんに対して主に以下のことを行っていきます。

検温清拭や入浴などの清潔ケア採血点滴や内服薬など、薬の管理予定されている検査と検査の注意事項についての説明検査や治療が行われる場所までの送迎と、検査や治療を行うスタッフへの申し送り食事の配膳や片付けその日に入院した患者さんからの情報収集心のケア(患者の不安を聴いて、受け入れ、必要があれば指導や教育をする)

病棟全体でタイムスケジュールは決まっていますが、必要に応じて看護計画を調整していきます。そのほかにはカルテへの記録、検査結果や医師からの指示確認、そしてカンファレンスで患者さんの情報の共有も必要です。日勤の終わりに夜勤看護師への申し送りをして業務を終えます。

おおよそこのような仕事内容ですが、外科病棟と内科病棟では治療方針が大きく異なるもの。内科では薬や放射線などの治療がメインになるので薬の管理や検査・治療に関する業務が増えます。一方、外科は術前に手術に関する説明をし、術後は検温をはじめ全身状態の確認が続きます。患者さんの状態が大きく変わるので記録も多くなりますし、全身麻酔の患者さんには早期離床を目指して歩行の介助も行います。

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病棟によっては忙しいところも!夜勤時の仕事内容

日勤から申し送りを受けた夜勤看護師は患者さんの様子を一通り確認し、食事の配膳、夜の検温を行います。点滴をはじめ薬が必要な患者さんへの対応をしたら消灯へ。そして、患者さんが眠っている間には病棟の見回りやカルテへの記録を行います。痛みや不安などで眠れない患者さんへの対応をすることも。重症の患者さんには特に目を配り、検温を行いながら状態が落ち着いているか確認します。外科病棟では、診療科によって長時間の手術から戻って来る患者さんがいる場合もあります。そのようなときには患者さんの受け入れ準備、戻ったあとには検温や点滴管理などで忙しい夜となることが多いようです。