パティスリーでは王道のモンブラン。一年通して食べられることも少なくありませんが、やっぱり旬の秋こそ食べたい一品です。究極のモンブランを探している方も多いのではないでしょうか?

今回紹介するのはお取り寄せできるモンブラン。「RICO DOLCE」というブランドは岐阜県にありますが、全国で食べられる究極の和栗モンブランです。

2020年設立。ふるさと納税の返礼品でも常に上位の生モンブラン!

「RICO DOLCE」は、2020年に誕生したスイーツブランド。運営会社は栗の実取り・裏ごし・ペースト加工などの機械を製造する「株式会社クリア機械」です。栗本来の魅力、扱い方、栗の美味しさの引き出し方を熟知するプロフェッショナルとも言える会社が、製菓の知識・技術を持つパティシエ花村舞さんを迎え入れ、自社ブランドを立ち上げたという経緯だそう。

注文したのは秋限定の「新栗仕上げの生モンブラン和栗」。4個セットのみの販売となっており、贈り物にもピッタリの上質な専用箱で、冷凍状態でのお届けになります。

香料や甘さで誤魔化さず、栗本来の美味しさを味わってもらうことを大事にしている「RICO DOLCE」。「生」には「混ざり気のない」「本来の」という意味を込めているのだそうです。

開けるとこのように、台座がしっかり固定されているため崩れる心配はなさそうです。このまま冷凍庫で保管しておけば、好きなタイミングでいつでも美味しいモンブランが食べられます。

冷蔵庫に移して、約8時間後に全解凍が完了。使用されているのは、最高品質の熊本・球磨栗など数種類の品種を組み合わせているのだとか。これまでの研究を活かして、栗の収穫時期・サイズなどによって製法は微調整。9月・10月に収穫される新栗は実が鮮やかな黄色で、見た目がとにかく美しいです!

そして、ケースを開けた瞬間から和栗の濃い香りが。ちなみに冷凍状態で開けてもしっかり香ります。香りが引き立つよう、甘さを控え、本物の栗の美味しさを引き出すシンプルな配合と製法で作るのだそうです。

本来、栗を実から加工するのはとても手間がかかること。しかも人の手で加工しようとすると、繊細な味わいや香りを完全に引き出すことは難しいそうです。モンブラン専門店ですら、マロンクリームや和栗ペーストは既製品を使用しています。

ところが「RICO DOLCE」は元々自社で製造している栗の加工機を存分に使えるので、生栗の仕入れ・栗の加工・熟成・製造と、徹底的にこだわっているそう。できたて最高潮の香りと美味しさのピークをそのまま冷凍することが可能なのだとか!中々真似できることではありません。

中には生クリームと、上品なコクがプラスするためのキャラメルのムース、栗の実と胡桃を荒めに刻んで混ぜ込んだ栗の餡。実は待ちきれずに半解凍のアイス状態で食べてみたのですが、それでも驚くほど美味しかったです。ですが、栗の香りを余すことなく感じたいのであれば完全な解凍状態がおすすめ。栗の香り、深み、本来の甘さを知ることができます。

今回紹介した「新栗仕上げの生モンブラン和栗」は年内のお届け分を現在受付中。収穫・予約状況によっては購入できない場合もありますのでご注意ください。新栗のシーズンが過ぎてからは、「RICO DOLCE」独自の熟成方法により、新栗とは違ったスッキリ濃厚な「生モンブラン和栗」が購入可能です。


画像提供:RICO DOLCE

「RICO DOLCE」には他にも、「和栗」「苺」「バニラ」の3種類の生モンブランや、和栗ミルクレープ、ふんわりと裏ごしされた和栗を使った「こがね和栗」、香ばしい焼きモンブランなどもありますよ。いずれも和栗にこだわって、和栗の真価が発揮されているものばかり。今までの栗のお菓子の概念が変わることは間違いありません!

ちなみにふるさと納税の返礼品としても常に上位の人気っぷりとのこと。贈り物にも最適な「RICO DOLCE」のモンブラン、ぜひお試しください!

About Shop
RICO DOLCE
岐阜県山県市佐野330-5

あかざしょうこ

ウフ。編集スタッフ

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関西方面のスイーツ担当。1984年生まれ、大阪育ちのコピーライター。二児の母。焼き菓子全般が好き。特に粉糖を使ったお菓子が好きです。