奥飛騨の温泉宿で楽しむ「雪」×「和」のライトアップ

星野リゾートの各施設が多彩な季節の魅力を提案。今しかできない体験は、今だからできる体験。選りすぐりの情報をスタッフがご紹介!

足湯と雪明りに癒やされる

2024年9月5日、星野リゾートが全国展開する温泉旅館ブランド「界」の24施設目として誕生した「界 奥飛騨」。「山岳温泉にめざめ、飛騨デザインに寛ぐ宿」をコンセプトに、日本有数の山々がそびえる北アルプスの麓にたたずんでいます。


日没後、静寂の世界に包まれる高い山々に囲まれた土地

オープン後に初めて迎えるこの冬は、静寂の世界をいかし、雪の宿を照らす和のライトアップ「飛騨玉(ひだたま)の雪明(あか)り」を開催。温かな足湯が楽しめる館内の中庭をオリジナルデザインの和照明「飛騨玉」で照らし、雪深くなる冬の夜に楽しみを添えます。


足湯に浸かり、飛騨玉に照らされた雪を眺める

「飛騨玉」は山々と雪深さ、そして文化からインスピレーションを受けたデザイン。ICE都市環境照明研究所が意匠設計を担当しており、ポイントは電球の傘部分の形状が三角になっているところです。

このデザインには「山の輪郭」としての三角と、豪雪エリアならではの合掌造りを思わせる「茅(かや)ぶき屋根の形」の両方の意味を持たせています。また、三角の傘の内側にほどこされた「紅色」は、日本三大美祭りとして名高い「高山祭」や、地元の伝統工芸「飛騨春慶」、お土産として人気の「さるぼぼ」でもよく使用される色。山と森に囲まれて育まれた文化や技術が冷たい空気の中で見る人の心にじんわりと伝わって、その明かりの元を辿(たど)りたくなる——そんな空間を目指しています。

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飛騨高山を感じるアートオブジェ

中庭の中央には、地元の飛騨の広葉樹の活用と地域活性化に取り組む「株式会社飛騨の森でクマは踊る」が手掛けたアートオブジェを設置します。


アートオブジェが重なり合うと、連なった山の稜線(りょうせん)のようなシルエットが浮かび上がるしかけも

飛騨高山で発展した木工技術「曲木(まげき)」の技巧を凝らした作品です。全体に施された細い線のようなデザインのインスピレーションは、木々を積雪から守る「雪吊(ゆきづ)り」の情景。うっすらと雪が積もると月明かりで白く反射し、幻想的な存在として浮かびあがります。


天井がぽっかりと開いた露天風呂で湯浴(ゆあ)みも

北アルプスの山々に囲まれ、全国屈指の湯量を誇る、岐阜県奥飛騨温泉郷の温泉旅館「界 奥飛騨」が贈る「飛騨玉の雪明り」は2024年12月7日(土)~2025年3月23日(日)の期間限定。

雪深い奥飛騨温泉郷では雪化粧の名峰を見上げたり、雪が降る中で温かいお風呂に身を委ねたり、この時期にしか味わえない楽しみが数多くあります。冬ならではの魅力と、飛騨地域の文化を取り入れた明かりに癒やされる、冬の温泉旅へでかけてみませんか?

まるで絵画のよう。奥入瀬渓流で紅葉と温泉を独り占め
朝日に輝く紅葉に囲まれて。舟でもみじ鍋に興じる京都の朝