あなたは大丈夫?「筋肉低下度チェック」&正しい筋トレ方法【プロ解説】

筋トレを行う際の注意点をチェック!

せっかく筋トレを行うのであれば、最大限その効果を高めたいところ。以下のような点を意識して、筋トレに取り組みましょう。

正しい姿勢かチェックしてから始める

正しい姿勢を取らないと思ったような効果が得られないばかりか、体を痛めることにもなりかねません。それぞれの動きにあった正しい姿勢で筋肉を動かすことが大切です。

トレーニング中は鍛えたい筋肉に意識を集中する

トレーニング中は、その動きによってどこの筋肉を鍛えたいのか、鍛えたい筋肉を意識しましょう。正しいフォームで動かすことにもつながり、筋トレの効果を高められます。

筋トレ中は呼吸を止めない

呼吸を止めると酸欠になったり、血圧が上がる可能性があるので、呼吸は止めないようにしましょう。トレーニング内容によって呼吸のタイミングは異なりますが、力を入れるときに息を吐いて、力を抜くときに息を吸うのが基本です。

無理しない頻度・トレーニング時間で行う

効果を高めるにも、筋トレの頻度は週2~3回がベストであることが科学的にも明らかになっています。1回あたりのトレーニング時間も無理をしすぎず、できる範囲でコツコツと続けることが大切です。

痛みが強いところはトレーニングを控える

ひざ痛や腰痛、五十肩などで痛みが出てすぐの急性期のときには、トレーニングを控えるようにしましょう。痛みが落ち着いたらできる範囲で動かしていきます。

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自宅で道具を使わずにできる!簡単・筋トレメニュー

筋トレは、やみくもに回数を増やせばよいというわけではなく、どんな成果を得たいかによって負荷を調整することが大切です。

今回は、筋肉をつけるための筋トレメニューを2種類紹介します。どちらも道具を使わず簡単に家でできるメニューです。前回紹介した「太ももの筋トレ」とあわせて、無理のない範囲でやってみましょう。

上半身の筋トレ 鍛えられる筋肉:脊柱起立筋

足を肩幅に開いて、手を腰にあてる。
息をはきながら、5秒かけて上体をゆっくり前に倒す(頭はまっすぐ前向きで背中は伸ばしたまま)。
息を吸いながら、5秒かけてゆっくり上体を起こす。
1~3を10回繰り返す。

下半身の筋トレ 鍛えられる筋肉:殿筋群(お尻)

壁から20cm離れた位置に立ち、胸の高さの壁に手をつく。
息をはきながら、5秒かけて片足をゆっくり後ろに上げる。
息を吸いながら、5秒かけて後ろ足をゆっくり戻し、床に足がつくギリギリのところで止める。そのまま2の動作を行う。
1~3を左右それぞれ5回ずつ行う。

筋トレの効果を実感するには、自分に合った強度で、正しいやり方で行うことが大切。正しくできているか自信がない人は、自宅の近くにある運動施設を利用するのもおすすめです。

カーブスのようなフィットネスジムなら、プロのコーチが運動をサポートするので、どんな運動をしたらよいのか、正しくできているか、自分一人で悩むこともありません。いつでも気軽に体験レッスンに参加してみてくださいね!

協力:カーブス