目の下のたるみ取りマッサージは、適切に行えば血行不良や老廃物の蓄積を改善し、目元のたるみ(目袋)やクマを改善する効果が期待できます。すぐできる簡単マッサージ・トレーニング・ツボ押しで50代女性の目元をケア!おすすめアイテムもご紹介します。
目の下のたるみ・クマの原因
まずは、気になる目の下のたるみ(目袋)・クマの原因をチェックしてみましょう。
目元の筋肉の衰え
眼球を支えている筋肉を「眼輪筋」といいます。加齢によって眼輪筋が衰えて筋力が低下し、目の下の脂肪(眼窩脂肪)を支えきれなくなると眼窩脂肪の突出が起こり、目の下のたるみの原因になります。
たるみが起こると、目の下に黒い影のような「黒クマ」ができることも。
また、眼輪筋が圧迫されて押し出されたり、眼窩脂肪によって組織が圧迫されてうっ血を起こすと目元に赤い膨らみができる「赤クマ」になることもあります。
皮膚のハリ・弾力の低下
肌のハリや弾力を保っているのが、コラーゲンやエラスチンと呼ばれる組織です。
しかし、コラーゲンやエラスチンは加齢や紫外線ダメージなどによって減少していきます。ハリや弾力が低下することで、肌のたるみが目立つようになるのです。
顔のむくみ
顔に不要な老廃物が蓄積すると、むくみにつながります。むくみによって目元が膨らむことで、目の下のたるみにつながっている可能性も。
また、目元に血行不良が起こると、目の下にある静脈(毛細血管)が透けて青や紫っぽく見える「青クマ」が起こることもあります。
生活習慣が乱れている人は、顔にむくみが起こりやすい傾向にあります。この他にも、血行不良や眼精疲労も目の下のたるみにつながる原因です。
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目の下のたるみ・クマに効果的なマッサージ
ここからは、目の下のたるみ・クマに効果的なマッサージ方法をご紹介します。
目元の血行促進マッサージ
血行不良は、目の下のたるみの原因の一つです。目元の血行が促進されると新陳代謝の活性化にもつながり、コラーゲンやエラスチンの生成が促進されます。
マッサージで、目元の血行を促進しましょう。
親指を使い、眉毛とまぶたの間を力を入れずに軽く5〜10秒ほど押す
親指をこめかみに当て、残りの4本指で頭頂部を10秒ほど押す
頭皮マッサージ
出典:読者が変身!たるみ解消に効く頭皮マッサージ
目のまわりや額など、顔の上半分のたるみには、頭皮のリフトアップ効果が期待できる頭皮マッサージもおすすめです。
頭を球体だと考えてみると、顔の面積は3分の1程度ほどで、残りの3分の2は頭皮です。頭の広い範囲を占める頭皮のリフトアップを図ることで、目元など顔たるみの改善や予防につながります。
頭皮マッサージの場合、皮膚の薄い目元をこすることもないため、肌へのダメージが少ないというメリットもあります。
手を軽く握り、耳たぶの下あたりに指の背を当てて左方向に動かす
頭皮全体に頭皮用エッセンスをつける
手の付け根を耳たぶに当て、立てた指の腹で小さな円を描くように側頭部のツボをマッサージする
親指の付け根を軸にして、少しずつ指を動かして圧をかける。3セット繰り返す
指を組んで頭に乗せて頭皮を持ち上げ、生え際から後ろに向かって動かす
後頭部の生え際あたりの首の骨の左右にある筋肉のすぐ外側部分を親指の腹で押し、首を軽く後ろに傾ける
仕上げに頭皮を軽く叩いて完了
リンパマッサージ
リンパの流れが滞ると、たるみやクマだけでなくシワや肌荒れにもつながります。
朝の3分で簡単にできるリンパマッサージを取り入れて、老廃物のたまりにくい体づくりにつなげるのも、目の下のたるみやクマ対策におすすめです。
むくみの解消・予防にもつながり、フェイスラインがすっきりする効果や肩や首、顎まわりの筋肉がほぐれる効果も期待できます。