憎き目袋対策に!医師監修・今すぐできるマッサージ&トレーニング法

目の下のたるみ・クマにおすすめのケアアイテム

目の下のたるみ・クマのケアに使用できるアイテムを取り入れると、より効果的な目元ケアにつながるでしょう。

アイクリーム

目の下のたるみやクマなど、目元のケアに取り入れたいのがアイクリーム(スキンケア化粧品)によるケアです。通常のスキンケアとしてはもちろん、マッサージのときに使用すると、摩擦や乾燥を防げます。

アイクリームは目元に特化したスキンケア化粧品であり、エイジングケアがしたい人にもおすすめです。目の下のたるみには、以下のような成分が含まれたものを選ぶといいでしょう。

ナイアシンアミド、レチノール、ビタミンC誘導体……肌のハリ・弾力を生み出すコラーゲンやエラスチン生成を促す
セラミド、コラーゲン、ヒアルロン酸……肌をうるおす高保湿成分

これに加えて、香りやテクスチャー、容器など毎日のケアのしやすさも考慮すると快適にケアが続けられるはずです。

ホットタオル(蒸しタオル)

お金をかけずに自宅で簡単にできるのが、ホットタオル(蒸しタオル)を使ったケア方法です。目元のマッサージ前にホットタオルを目元に乗せて温めておくと、リンパの流れや血行が促進されます。

ホットタオルの作り方は簡単で、水で濡らして絞ったタオルを電子レンジ500~600Wで30~60秒ほど温めるだけ。眼精疲労解消効果も期待できるので目が疲れている人にもぴったりです。

美顔器(美容機器)

美顔器(美容機器)とは、温冷熱や振動、電流、光などを利用してフェイシャルケアができる機器のことです。さまざまな種類があり、大きく分けるとイオン導入、超音波、RF、EMS、LEDがあります。

たるみがちな目元のケアに特化した美顔器もあり、目元をしっかりケアしたい場合におすすめです。

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目の下のたるみ・クマをケアするときの注意点

目の下のたるみ・クマをケアするときは、以下の注意点を守ることが大切です。

ゴシゴシこすらない
やり過ぎない

目元の皮膚は非常に薄く、顔の中でも特にデリケートな部分です。目元のマッサージやトレーニングをやり過ぎたり、指などでゴシゴシこすってしまうと逆効果になる可能性もあるため、くれぐれも注意しましょう。

適度なマッサージで目の下のたるみ予防!

目の下のたるみやクマがあると、実年齢以上に老け見えしたり、疲れて見えたりする原因になります。目のまわりにある眼輪筋は加齢などの影響によって衰えていくため、眼輪筋トレーニングや表情筋トレーニングを取り入れて、目元のたるみを予防するのもおすすめです。

ただし、過度なマッサージやトレーニングはNG。目の下のマッサージやトレーニングを行うときは、やり過ぎないこと、こすらないことを意識しましょう。

また、目元専用ケア用品であるアイクリームを毎日のスキンケアに取り入れるのもおすすめです。

※効果には個人差があります。試してみて異変を感じる場合はおやめください。

監修者プロフィール:徳永理恵さん(美容皮膚科医)

逗子メディスタイルクリニック院長。国立東京医科歯科大学医学部を卒業後、同大学形成外科所属。横須賀市立市民病院では美容レーザー外来の立ち上げを行う。都内美容皮膚科勤務を経て、『医療の力でQOLを上げる』をコンセプトに、2010年逗子メディスタイルクリニックを歯科医の夫と開院。3人男子の育児にも奮闘中。

所属学会:日本形成外科学会、日本美容皮膚科学会