プリムラ・ジュリアンの名前の由来や花言葉


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学名のPrimulaは、プリムラ・べリスという種が、ほかの花よりもひと足早い早春に咲くことから、ラテン語で「最初の」という意味のprimusが由来となっています。プリムラ・ジュリアンは、交配親のプリムラ・ジュリエとプリムラ・ポリアンサの名前の一部を合わせてつけられた園芸品種名です。

プリムラ・ジュリアンの花言葉は「青春の喜びと悲しみ」。寒さの厳しい冬に花を咲かせ、夏前に枯れることに由来します。

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プリムラの代表的な種類

プリムラの仲間は500~600種もあるとされ、観賞価値の高いものが多いグループです。そんな多様なプリムラ属の中でも、ガーデニングでよく使われる代表的な種類をいくつかご紹介します。

プリムラ・マラコイデス


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中国原産のマラコイデスは、ガクや葉の裏などに白い粉をつけるため、和名でケショウザクラ(化粧桜)とも呼ばれます。色はピンク、白、青紫、紫など。小さな花が段を作るようにたくさん開花します。耐寒性は強い一方、日本の高温多湿な夏に弱いことから、一年草として扱われます。

プリムラ・シネンシス


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中国原産のシネンシスは、葉の裏側が赤みを帯びた銅葉となるのが特徴。色は赤、白、青などがあり、特にサクラのような花を咲かせるステラタ系の品種が人気です。冬の寒さにも夏の暑さにも強く、育てやすいプリムラです。

プリムラ・オブコニカ


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オブコニカは、ほかのプリムラよりもやや大ぶりな花が、葉の間から伸びる茎に咲きます。ピンク、アプリコット、白など、淡く可愛らしい花色が多く揃います。耐陰性が強く、日当たりが悪い場所でも花を咲かせてくれます。かぶれを引き起こすプリミンというアルカロイドを多く含むので、お手入れの際には注意が必要。かぶれにくい園芸種も登場しています。和名はトキワザクラ(常盤桜)。

プリムラ・ブルガリス


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庭植え向きの原種系プリムラで、別名はプリムローズ。ヨーロッパに自生し、明るいクリームイエローの花が一斉に咲く姿は、春を告げる目印のような存在として広く親しまれています。花や葉を食用にするエディブルフラワーとしても知られています。寒さ、暑さに強いく、湿気の多い場所は避けて水はけがよい日向に植えれば、植えっぱなしで育つ多年草です。