緑内障の方におすすめの保険プラン(医療保険)
緑内障の治療で手術がとなると白内障に比べ、入院が必要となるケースが多い傾向があるため、将来悪化し入院が必要な場合に備えて、入院に関する保障が充実した保険プランを選ぶことが大切です。
「白内障」と同じく、通常保険では条件付き(部位不担保)となり、保障対象外となる可能性があるため緩和型の保険を検討しましょう。
例えば、緑内障手術の一種である「流出路再建術(眼内法)」では入院が54%、外来が45%の割合で実施されています。
一方、白内障の「水晶体再建術(眼内レンズ挿入)」は入院が31%、外来が68.6%であることから、緑内障の方が入院の可能性が高いといえます。
参照:社会医療診療行為別統計 第18表 医科診療 回数・点数,診療行為(細分類)、入院-入院外別|厚生労働省
入院日数自体は短期化の傾向にあるため、入院日数が短くてもまとまった給付金を受け取れる「入院一時金」が手厚いプランを選択するのもおすすめです。
また、高齢の場合や高度な手術が必要な場合など、入院日数が長くなる可能性に備えて入院給付日額を高めに設定しておくと安心できるでしょう。
緑内障で保険金(給付金)はどれくらいおりる?
白内障の給付金額は加入する保険内容によっても変動します。
例えば、以下のような保障プランに加入しているとしましょう。
保障例
入院給付日額5,000円
入院一時金5万円
手術給付金5万円(入院を伴う手術は5万円、外来手術は2.5万円)
この場合、緑内障手術で6泊7日の入院を伴った場合に受け取れる給付金は以下の通りです。
緑内障手術で6泊7日の入院を伴った場合に受け取れる給付金の例
入院給付日額 5,000円 × 7日分 = 35,000円
入院一時金 = 5万円
手術給付金 = 5万円
合計:135,000円
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緑内障や白内障の保険に関するよくある質問 Q&A
Q. 緑内障や白内障でもがん保険・死亡保険などに加入できますか?
A. 緑内障や白内障でも、がん保険や死亡保険に加入することは可能です。
特にがん保険は、告知内容ががんに関連する病気に限定されているため、緑内障や白内障でも加入しやすいでしょう。
ただし、保険会社や商品によっては加入を断られるケースや、保険料の割増や保険金の削減などの特別条件がつく可能性もあります。
加入できるか不安な場合は、保険会社に直接問い合わせてみましょう。