土間収納で押さえておきたいポイント3つ
土間収納は間取りを工夫したりアイテムを用いたりすれば、収納性を向上できます。さらにここでご紹介するポイント3つを押さえれば、より使い心地をアップできます。すぐに取り入れられるため、ぜひ参考にしてみてください。
1.収納するものを明確にする
土間収納は便利ですが、何でもかんでも収納すると何をどこにしまったのかわからなくなり、かえって使い心地が悪くなります。収納するものに決まりはありませんが、何を収納するのか家族でよく話し合って明確にするとよいでしょう。
また、土間収納では以下のものを入れるのがおすすめです。
・帽子やコート
・雨や雪などで濡れたもの
・外で使うもの
・趣味で使うもの
定期的に整理整頓や掃除をし、清潔に保っておくとよいでしょう。
2.子どもの目線も意識
土間収納は子どもが使いやすい目線を意識しましょう。子どもが自分で使ったものや着たものを収納でき、片づけを習慣化できます。棚やハンガーラックの高さを見直してみてください。
3.インテリアにもこだわる
土間収納をただの荷物置き場にするのではなく、インテリアにもこだわるとよいでしょう。毎日利用する場所ですし、おしゃれな空間であれば満足度がアップします。
クロスやタイルに統一感を持たせる、アンティークや北欧風といったテーマを決めるなど、自分の好みに合わせてデザインしてみてください。
そこまでお金をかけたくない場合は、おしゃれなアイテムを置くだけでも変わります。鏡や収納ボックス、照明など、取り入れやすい部分からおしゃれにしてみるとよいでしょう。
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土間収納の活用事例3つ
実際に土間収納をどのように活用すればよいのか、イメージが湧かない方も多いのではないでしょうか。ここでは土間収納の活用事例を3つご紹介します。ぜひ参考にしてみてください。
「腰壁テク」を使った解放感抜群の土間収納
玄関と土間収納がつながっている間取りですが、本来壁になっている上部を開けて「腰壁」にすることで、開放感を演出しています。
また棚が逆向きになっていることで、来客時に収納されている靴が見えないよう工夫してあるのもポイントです。窓を設置して光を採り入れているため、土間収納も玄関も明るく見えます。
コンセントの位置に工夫した広々土間収納
広い土間収納で、靴だけでなくアウトドア用品やスポーツ用品なども置けます。またコンセントを設置してあるため、工具や家電の充電も可能です。コンセントの位置は腰ほどの高さに設置してあり、荷物に埋もれにくいほか、ほこり対策にもなっています。
引き戸で生活感を出さない土間収納
玄関と土間収納がつながっていますが、引き戸を設けていて生活空間が出ないよう工夫されています。土間収納では靴だけでなく、鍵置きや趣味の道具も置けるようになっています。
そのほかラックを設置し、幼稚園のバッグや帽子を置いて出かける際に忘れないよう工夫してある点もポイントです。
まとめ:土間収納はアイデア次第!工夫して便利な空間にしよう
土間収納はアイデア次第で収納性や利便性をアップできます。「換気扇を設置する」「照明を設ける」などは難しくても、ハンガーラックや収納ボックスを置くことはすぐにできます。
ただ、毎日使う場所であるため、収納性だけでなくインテリアにもこだわることをおすすめします。自分や家族の好みに合わせた空間にしてみてください。