レイクでお金を借りるためには、審査に通過し、契約する必要があります。そのため、レイクの利用を検討している方のなかには、レイクの審査基準が甘いかどうか知りたいと考えている人も多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、レイクの審査難易度についてわかりやすく解説します。落ちた場合に考えられる原因や、通るためのコツについても説明するため、レイクの利用を検討している方はぜひ参考にしてください。
レイクの審査は甘い?厳しい?審査基準からわかる難易度
審査の難易度は、審査の通過率からある程度推測できます。2025年3月期第1四半期のプレゼンテーション資料によると、2024年第1四半期のレイクの申込者数は約195,300人であったのに対し、新規顧客獲得数は約40,200人でした。つまり、申し込んだ人のうち約21%が契約につながったことがわかります。
審査通過率は月によって異なりますが、レイクはほかの大手消費者金融と比べて、審査通過率が低い傾向にあります。たとえば、2024年8月の審査通過率は、アイフルは34.1%、プロミスは35.5%となっています。
※参考:月次データ|アイフル※参考:月次データ|SMBCコンシューマーファイナンス
このことから、レイクは大手消費者金融のなかでは、審査難易度が高いと考えられます。しかし、銀行カードローンは消費者金融よりも厳しく審査する傾向にあるため、銀行カードローンと比較すると、レイクの審査難易度は低いと言えます。
レイクの審査基準は基本的に公開されていない
レイクは審査基準を公開していません。一般的に消費者金融では、年齢や職業、収入、ほかのローンの返済履歴などの情報を元に点数をつけて返済能力を判断しています。
審査ではさまざまな情報から総合的に返済能力が判断されるため、年収が高いからといって必ずしも審査に通るわけではありません。たとえば、収入が高くてもほかのローンで多くの借入をしている場合には、貸倒リスクが高いと判断され、審査に落ちることがあります。
レイクの審査条件は満20歳から満70歳までの安定した収入がある人
レイクの審査に申し込むための条件は、以下の通りです。
【レイクの審査基準】
満20歳以上70歳以下である
安定した収入がある
正社員でなくとも、パートやアルバイトで安定した収入がある場合には申し込めます。また、収入が年金のみの場合でも、年金証書や年金振込(支払)通知書などの必要書類を提出することで利用可能です。
ただし、収入のない専業主婦の方は利用できません。
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レイクの審査に落ちた際に考えられる5つの原因
レイクの審査に落ちる主な原因は以下の5つです。
安定した収入がない
在籍確認がとれなかった
借入額が年収の3分の1を超えている
複数のカードローンに短期間で申し込みしている
金融事故を起こしたことがある
安定した収入がないことや在籍確認が完了しなかったこと、借入額が年収の3分の1を超えていることなどが、レイクの審査に落ちる原因として考えられます。
これら審査に落ちる原因を把握しておくことで対策が可能になるため、次項から解説する審査落ちの主な原因について予め理解しておくことが重要です。
安定した収入がない
「安定した収入」とは、毎月一定額の収入が見込める状態を指します。正社員やパート・アルバイトでも、長期間同じ勤務先で働いている場合は安定した収入があると見なされます。
一方、収入が不安定と見なされるのは、勤続期間が短い、転職を繰り返している、収入額にばらつきがあるなどのケースです。ある月の収入が多くても、翌月には収入がない場合には安定していないと判断されます。
安定した収入があると判断してもらうには、できるだけ長く同じ勤務先で働き、収入を安定させることが重要です。現在職についておらず、レイクの利用を検討している場合には、まずはパートやアルバイトで安定した収入を確保しておくとよいでしょう。
在籍確認がとれなかった
在籍確認とは、申込者の返済能力を判断するために、申込者が勤務先に在籍していることを確認する審査です。在籍確認が完了しなければ、申告された勤務先で働いていることを確認できず、審査に落ちる可能性が高くなります。
在籍確認がとれないケースとしては、勤務先を偽っている、休日に在籍確認の連絡をしたなどが考えられます。確実に在籍確認が完了するように、申込時には正しい勤務先情報を伝え、あわせて営業時間も伝えておくことが大切です。
なお、申込者が離席をしている場合でも、ほかの人が「○○はただ今席を外しています」と伝えることで在籍確認が完了します。在籍確認の電話がかかってきた際に、必ずしも自分が電話に出る必要はありません。
借入額が年収の3分の1を超えている
レイクは総量規制の対象であり、借入希望額が年収の3分の1を超えている場合や、他社の借入額との合計が年収の3分の1を超える場合には審査に落ちてしまいます。
総量規制とは、借入額が年収の3分の1を超えないように制限する制度のことです。
第十三条の二
貸金業者は、貸付けの契約を締結しようとする場合において、前条第一項の規定による調査により、当該貸付けの契約が個人過剰貸付契約その他顧客等の返済能力を超える貸付けの契約と認められるときは、当該貸付けの契約を締結してはならない。
e-GOV法令検索|貸金業法 から引用
過度な借入れから消費者の皆さまを守るために、年収などを基準に、その3分の1を超える貸付けが原則禁止されています(総量規制)。例えば、年収300万円の方が貸金業者から借入れできる合計額は、最大で100万円となります。
日本貸金業協会|お借入れは年収の3分の1まで(総量規制について) から引用
レイクは貸金業法に基づいて適切に事業を運営しており、貸金業者登録番号「関東財務局長(10)第01024号」を取得しています。
レイクをはじめとした消費者金融の登録状況については、金融庁のWebサイトで公開されている「貸金業者登録一覧」から確認できます。
複数のカードローンに短期間で申し込みしている
カードローンに申し込むと、その事実が信用情報機関に記録されます。レイクの審査では、信用情報機関に記録されているほかのローンへの申し込み履歴も確認されます。
もし短期間に複数のカードローンに申し込んでいた場合、金銭的に困窮していると判断され、審査に落ちやすくなってしまうのです。この状態は「申込ブラック」と呼ばれており、一般的に短期間で3社以上のカードローンに申し込んだ場合に該当すると言われています。
金融事故を起こしたことがある
ほかのローンやクレジットカードの返済が滞った、債務整理をしたなどの金融事故を起こすと、それが信用情報機関に記録されます。レイクの審査では信用情報機関の情報が参照されるため、過去に起こした金融事故が知られてしまいます。申込者が金融事故を起こした過去があると、返済能力が低いと判断され、審査に落ちる可能性が高くなるのです。
信用情報機関の情報は5年程度は残るため、過去に金融事故を起こした場合には、金融事故の記録が消えてから申し込みましょう。金融事故の記録が残っているかどうかは、信用情報機関の公式サイトから開示請求を行うことで確認できます。