国際政治学者の三浦瑠麗氏が2024年11月11日にXを更新し、国民民主党代表の玉木雄一郎氏の不倫報道に関するテレビでの取り上げ方に疑問を呈した。

「政治家には『倫理観』が求められる、ってテレビが言ってよいのか?」

玉木氏は11日、一部週刊誌で元グラビアアイドルとの不倫が報じられ、会見で報道について「おおむね事実です」と認めていた。

 

会見では記者からさまざまな質問が寄せられたが、その中でABCテレビ(朝日放送、テレビ朝日系)のアナウンサーから「政治家には法律を守るよりもなによりも倫理感が求められることはないですか?」「倫理感が重要な中で、その倫理を守れなかった人が国を引っ張っていけるとお考えですか?」という厳しい質問が寄せられる場面があった。

この質問に対し、玉木氏は「おっしゃる通りです」と認めつつ、「まさに妻からまったく同じことを言われました。『いちばん近くにいる人を守れない人は国を守れない』。私の妻から厳しく言われた言葉のひとつであります。その言葉をあらためて胸に刻み、反省をして、少しでも国益にかなう仕事ができるように、政策が実現できるように、妻から言われた通り、全力で取り組んでいきたいと思っています」と話していた。

 

この一連のやり取りについて。三浦氏はXで、「玉木雄一郎さんの会見見ているけど、政治家には『倫理観』が求められる、ってテレビが言ってよいのか?」と疑問視した。

 

また、「君たちは不倫したことのある人を政治報道の司会に据えているじゃないか」と苦言を呈していた。