就業中なら実務経験を積んでからの転職がオススメ

生活支援員には障がいを持つ方一人ひとりの特性を見極める視点が求められ、事業所によっては一定以上の実務経験が必要となるところもあります。現在生活支援や相談業務に従事しているのであれば、そこである程度経験を積んでから転職に臨むことで、転職先の選択肢を広げることができます。社会福祉主事任用資格、介護初任者研修、ケアマネジャーなどの資格を取得してから転職活動を行うのも一つの手です。

とはいえ、転職先との出会いはタイミングにも左右されます。例え経験が浅くても、転職したいと考えたご自身の強い思いをしっかりと伝えれば、道は開けるでしょう。

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未経験でも生活支援員への転職はできる!

求人を出している事業所の中には、要件を定めずに無資格・未経験でも可としているところもあります。そういった事業所では人柄を重視して採用する傾向にありますから、障がい者福祉に対するご自身の熱意やコミュニケーション能力などをアピールするとよいでしょう。また、専門的な知識がない状態からのスタートとなるので、研修制度が充実していたり、スキルアップを支援していたりする事業所を探すのがおすすめです。

近年では障がいを持つ方の生活を地域で支えるための体制づくりが進んでいます。その中で対象と一番近い位置で関わる生活支援員が果たす役割は大きく、将来性がありやりがいのある職種といえます。障がいを持つ方と向き合い共に自立した生活を目指そうとする気持ちがあれば、未経験でも生活支援員にチャレンジする価値はあるでしょう。