子供ができたら教育費がカギ


授業を受ける子供たち
【画像出典元】「iStock.com/recep-bg」

ずばり、子供の教育費をどれぐらい見込むかによって変わってきます。幼稚園~大学まで全て公立に通ったとしても、子供一人当たりの教育費は、習い事や塾などを含め、1000万~1200万円程度が必要だといわれています。教育費の準備をどのようにして確保していくかが、世帯での課題になっていきます。また、持ち家・賃貸を問わず住居費にどれぐらいの予算が必要かも考えていきましょう。それに加えて老後資金の準備も大事です。

以上の点を考えると子供が小さなうちは専業主婦(夫)、少し手を離れたら扶養の範囲内でお仕事をされるという選択肢がかなりの家庭で現実的なところとなりそうです。

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まず家庭の収入・支出の確認とライフプランの作成から

子育てや家事に時間をかけたいということで専業主婦(夫)になりたい方も多いと思います。また家族の介護などのご事情がある方もいらっしゃるでしょう。今回、年収500万円以上が目安とお伝えしましたが、専業主婦(夫)で生活ができるかどうかは各家庭にもよりますので、家族のライフプランを作り、今後どれぐらいの資金が必要であるかを具体的に試算することをおススメします。

子供の教育費・住居・老後など各ライフステージでどれぐらいの資金が必要なのかを試算し、今後の家庭の収入・支出を入れたライフプランを作成することで、老後2000万円問題を含め、家族に必要なお金がいくらかの目安が分かるので対策も考えやすくなります。まずは具体的なライフプラン作りから始めましょう。