Ⅱ型アイランドキッチンで家事楽動線に
シンクとコンロが2列に分かれ、壁から独立したⅡ型1位ランドキッチンを採用することで、キッチンをぐるりと回れる空間に。使い勝手のよいキッチンを中心にリビング・ダイニングをつくることで、おしゃれさと機能性を両立させた住宅になっています。
キッチンをぐるりと回ることで家事楽に
シンクとコンロが2列に分かれることで、ぐるりとキッチンを一周できるつくりにしています。シンクとコンロが離れているため、料理中に洗い物をしても、コンロで調理している食材に水や洗剤が飛ぶことはありません。
またシンクのとなりにダイニングを置くことで、横導線に。対面キッチンは家族の顔を見ながら調理できますが、出来上がった料理をカウンターに置いて、反対側に回ってダイニングに出す、という動線は面倒なことも。この動線を横一列にすることで、調理後にそのまま横のダイニングに移動して料理を出す、という直線的な導線に。反対側に回るという手間が省けるため、家事が楽になります。
キッチン前にカウンタースペース
キッチンの向かいにはカウンタースペースを設けているのもポイント。ここで家計簿を付けたりレシピや賞味期限をメモしたりと、ちょっとした作業をキッチン付近で行うことができるので便利です。
おしゃれなニッチで遊び心も
ニッチとは、住宅の壁面にくぼみを作り、スペースを設けること。家の鍵など小物を置くのに便利なスペースですが、ここでは家の形にくり抜いてニッチを作っています。ニッチの背景の壁にはグレーの水玉模様を入れ、遊び心あふれたキッチンに。家のワンポイントにもなり、シンプルな白い壁によく映える仕上がりになっています。
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生活空間と区別した来客動線
縦長の土地に家を建てる場合、廊下が長くなりがち。生活空間と区別した来客動線を設けることで、生活感を与えない家に仕上げることができます。来客動線の工夫を見てみましょう。
玄関から入って正面に洗面台を設置
玄関から入ってすぐの正面には洗面台を設置。家族がいつも使っている洗面所をお客さんに見られる心配がなく、また家に帰ってそのまま手を洗うことができるので、衛生面でも安心。とくに手洗いうがいが徹底されている現在、わざわざ洗面所に行く必要がないので便利です。
生活空間から離れたところに客間を
玄関に入って右手、いちばん北側の部屋には和室を設置。天井の壁紙はまるで本物の竹を編んだようなデザインにし、壁紙は抹茶色で格式高い和室を実現しています。生活空間から離れた場所に和室を設置することで生活音がシャットアウトされ、お客さんがゆったりとくつろげる空間となるよう配慮されています。
シューズクロークにコンセントを設置
玄関に入ってすぐ左手にはシューズクロークを設置。可動棚にすることで、靴だけでなくアウトドア用品、雨具なども収納することができます。
またクローク内にコンセントを設置しているのもポイント。日曜大工の工具の充電や、雨具を乾燥機で乾かすなどさまざまな使い道があります。濡れた靴や雨具をシューズクロークで乾かすことができるので、コンセントのあるリビングにわざわざ濡れたものを持って行く必要がありません。これは手間が省けるだけでなく、衛生面でも安心ですね。