エアコンの風が当たらない、快眠できる主寝室
快眠にエアコンは欠かせないですが、エアコンの風が直に当たると寒くて睡眠を邪魔されることもしばしば。しかし、部屋の配置を工夫することでぐっすり眠れる寝室に仕上げることができます。
主寝室と書斎をウォークインクローゼットでつなぐ
この家では、あえて主寝室にエアコンを設置していません。主寝室と書斎をウォークインクローゼットでつなぎ、書斎にエアコンを置くことで、直接ベッドに風が当たらないようにしています。
寝室にエアコンを設置すると、風が当たって寒かったり、冬には乾燥してしまうことも。書斎やウォークインクローゼットなど比較的小さな部屋をとなりにしてエアコンを設置することで、快適な室温を維持しながら眠れるよう工夫されています。
階段はオープン階段で日光を取り入れる
2階につながる階段は、骨組みと足を乗せる踏み板のみで構成されるオープン階段を採用。また2階の踊り場には開閉できない大きなFIX窓を設置し、日光が1階のリビングにまで届くよう設計されています。あたたかな光を自然に取り入れることができるので、家全体がより明るい印象に。
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光をより多く取り入れるバルコニー
バルコニーもひと工夫することで、室内に日光をより多く取り入れられる素敵な空間に。ここでは、そんなちょっとしたワザをご紹介。
バルコニーの壁のひと工夫で光を取り入れる
この家では、鉄製の手すりを4本取り入れてバルコニーの壁を作っています。通常の壁では隙間がないため日光を遮断してしまいますが、このように一定の間隔で隙間を作ることで光の通り道ができ、家の中がより明るくなります。
バルコニーは木製で木の香りを楽しむ
バルコニーの外壁は通常、サイディングとよばれるセメント質・繊維質の壁を使用していますが、この家では木材を採用。バルコニーの扉を開けると木の香りがふんわりと漂い、より素敵な空間に仕上がっています。
水栓を設置し、掃除や水やりもラクラクに
2階のバルコニーに意外と欠かせないのが、水栓です。ガーデニングの水やりやバルコニーの掃除をする際、1階の洗面台から水を汲んで持ってくるのは面倒。バルコニーにも水栓を設置しておくことで、家事のちょっとした手間を省くことができるのです。