ずっと歩ける体を維持するために、運動は大切。でもなかなか習慣にしづらいものですよね。そこで、何かのついでの「ながら」でOK!日常の動きにひと工夫加えるだけの簡単な動きをご紹介します。
教えてくれたのはこの2人
中野(なかの)ジェームズ修一(しゅういち)さん
フィジカルを強化することで競技力向上やけが予防、生活習慣病対策などを実現するフィジカルトレーナーの第一人者。
加藤俊徳(かとう・としのり)さん
脳内科医、医学博士。加藤プラチナクリニック院長。株式会社「脳の学校(R)」代表。専門は脳科学およびMRI脳画像診断。『イラスト図解 脳とココロのしくみ入門』(朝日新聞出版刊)他、著書多数。
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「運動嫌いの人」は何かのついでに体を動かせばOK
筋力を衰えさせないためには、体を動かすことが一番。でも「運動は嫌い、なかなか続かないという人は、まずは日常生活の中でできることから始めましょう」と中野さんは言います。
「日常生活のいつもの動作に、ついでの“ワンアクション”を加えるだけでいいのです。そうやって体の使い方を変えるだけで、筋力を維持しやすくなり、姿勢が改善し、腰痛、ひざ痛などの不調も改善できます」(中野さん)
また「日々の習慣をちょっと変えるだけで、脳の衰えを予防できます」と加藤さんは言います。「毎日の習慣で脳が活性化すれば、歩く気力も湧いてくるはずです。歩くことで脳も筋力も維持できれば、好循環が生まれますよ」
回数や時間は自分のペースや都合に合わせて。運動習慣がない人でも取り入れやすい、日常生活のいつもの動作をする中で“ついで”にできることを紹介します。