投資のデメリット


デメリット
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投資には数多くのメリットがありますが、デメリットや注意点もあります。一番のデメリットは、損失が出る可能性がある点です。貯蓄と違い投資の場合、最終的に投資した金額よりも目減りする=損失が出る可能性もあります。利益が出るかどうかは相場の動きによって決まり、運用がうまくいかなければ大きな損失が出てしまうこともあるのです。さらに、投資した企業が倒産した場合には、株式の価値が無くなることも考えられます。

また、株式の運用を長く続けていれば必ず、下落トレンドが生じます。長期的に見れば株価は値上がりを続けていく可能性が高いのですが、短期的には下落する局面は必ずあります。頭では分かっていてもいざ下落局面になってしまうと、大きなストレスになる場合もあるでしょう。中には、ストレスによって日常生活もままならないという方もいると思います。

こうしたリスクを抑えるためには、まずは少額から始めることが重要です。自分で自由になる範囲で無理なく始めることで、大きな損失を出す可能性を抑えられます。さらに、長期的に運用することも大切。長い目で見れば、株式市場は値上がりを続ける可能性が高いものです。それは経済が成長しているからです。日本は長く経済成長率が低いままですが、それでも少しずつではありながらも経済成長を続けています。

ちょっと損が出たからと言って慌てて株式を売ってしまうと、なかなか利益を出すことは難しいでしょう。加えて投資先によってリスクも異なります。初心者はFXや先物取引と言ったハイリスクな投資は避け、NISAなど比較的リスクの少ない投資を行うことをおすすめします。この機会に、少額・長期・分散のキーワードを念頭に、無理のない範囲で投資にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

※資産運用や投資に関する見解は、執筆者の個人的見解です。投資に関する最終決定は、お客様ご自身の判断でなさるようお願いいたします。