1.機能訓練指導員の仕事、その内容とは

機能訓練指導員は、介護保険法によって定められている職種のひとつです。利用者一人ひとりの心身の状態に合わせて機能訓練をおこない、できる限り自分で身の回りのことができるように支援していく役割を担っています。

機能訓練指導員の仕事は、まず利用者の生活環境の確認や身体機能の評価から始まります。利用者本人やその家族の意向も伺いながら、どのような訓練が必要なのかを判断し、機能訓練計画表を作成します。機能訓練はこの計画表に沿っておこなわれるのです。また、機能訓練計画表は3ヶ月ごとに見直すのが決まりごと。そのため、3ヶ月ごとに経過や状態などを踏まえて機能訓練計画表を作成します。

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2.機能訓練指導員の給与はどのくらい?

厚生労働省が毎年発表している「介護従事者処遇状況等調査結果」の令和4年度調査によると、介護事業所で働く「理学療法士、作業療法士、言語聴覚士または機能訓練指導員」の平均月収は、常勤が35万5,720円、非常勤が23万3,310円でした。

月給

年収

常勤

35万5,720円

498万80円

非常勤

23万3,310円
(時給換算:2,500円)

*厚生労働省「令和4年度介護従事者処遇状況等調査結果」より作成

*年収は「月収の14ヶ月分」で試算