お金で買えるものだけに憧れるのはやめましょう!!
「憧れるのをやめましょう」流行語にもなったこの言葉は、昨年のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の決勝戦の前のロッカールームで大谷選手が発した言霊である。この発言にも見られるように大谷翔平は、天才と呼ばれるアスリートの理想像を変えたと思う。
一瞬の煌めくような天才的パフォーマンスへの期待は当然である。ずば抜けた身体的能力を所有する天才たちは、それを可能にする。しかし、これが継続できないのが常である。多くの天才のパフォーマンスは、永遠ではない。その現実を、何度も見てきた。
“広い芝生の庭のある一軒家が欲しいなら、一生芝生の手入れを覚悟せよ”といったツイートがあった。所有というのはそういうものである。管理運営義務を負えるか、どうか!?この才覚のあるなしが「ホントの天才」だということをワタシたちは目の当たりにしているのだ。
毎日の全てを理想の自分のために使い切る。理想の自分が実現した楽しさこそ一番の幸せであること。お金で買えないものを追い続けた結果が1015億円という史上最高額の契約なのである。
お金で買えるものだけに憧れるのはやめましょう!!
大谷翔平メソッドの資本主義社会が動いている気がする。
どう考えても、やっぱり『安すぎるでしょ』。