5.最後に
引用:厚生労働省/ 障害者雇用の現状等
厚生労働省の発表した資料によると、障がい者の雇用者数はここ10年で大幅に増加しています。
しかし残念なことに、同資料の別レポートによると、就職1年後の職場定着率は約49〜70%。つまり離職率は3〜5割にもなっています。
引用:厚生労働省/ 障害者雇用の現状等
「自分に合った仕事・職場」を探すことは、障がい者にとって、なかなか難しいのかもしれません。
障がい者の職業訓練や生産活動を支援す「就労継続支援」、一般企業への就労を目指し職業訓練、職場探し・職場への定着の支援をおこなう「就労移行支援」、就労移行支援後にさらにサポートし職場定着を促す「就労定着支援」。利用者はそれぞれの性質や特徴を理解して、自分に合うものを利用することが大切ですし、働くスタッフはその特徴をとらえて、適切なサポートをおこなっていくことが重要といえるでしょう。