ガイドヘルパーはどんな場所で働くの?

ガイドヘルパーの主な勤務先としては、居宅介護(ガイドヘルプサービス)を行っている訪問介護事業所や、障害者支援施設(通所・入所)があります。入所施設には、障害のある人がアパートや一軒家などで個々のプライバシーを確保しつつ共同で生活しているグループホームもあります。

ガイドヘルパーの資格を保有していることで、採用時に基礎的な知識があると判断してもらえます。また、未経験の場合も、就職した後に資格の取得をすることで、ガイドヘルパーとして移動支援の業務を任されるようになるでしょう。勤務先が研修費用を負担してくれるところもあります。

(広告の後にも続きます)

ガイドヘルパーの1日のスケジュール

通勤や通学、食材の買い物など目的が明確にあるような依頼は、短時間で済んでしまいます。同じ時間に何人もの利用者に対応することはできませんが、時間がずれていれば対応をすることができます。

そのためスケジュールをうまく組み合わせて、1日に何人もの依頼に対応することもあるでしょう。また、勤務先が複数の施設を運営しているような場合は、ガイドヘルパーの依頼がない時間は、他の施設の業務に入るなど柔軟に仕事をすることもあるでしょう。

視覚障害の方の外出に比べ、全身性障害の方の依頼では食事や排泄といった生活動作の介護が必要なこともあり、時間が長くなることがあります。また、土日祝日などの余暇活動では長時間の依頼もあります。