画像はイメージ(Flicker/ claire rowland )
少し前にオーストラリア・ニューサウスウェールズ州のシドニーにある人気のビーチ「クージー・ビーチ」で、謎の黒い球状の物体が次々と打ち上げられました。
砂浜に打ち上げられた黒い物体の正体
大きさはゴルフやテニスボールほどと様々で、その数は数千個にものぼったといい、当局は調査と清掃のためにしばらくビーチを閉鎖していました。
CNNによると、当初の調査結果では、船から漏れた油や事故によって流れ出た原油などが海面を漂い出来るタールボールだと考えられていたそうです。
ところがこのたび、ニューサウスウェールズ大学の科学者チームが最新の調査結果を公表。
その物体には人間の排泄物のほか、覚醒剤のメタンフェタミン、人間の髪の毛、脂肪酸、食品廃棄物など、何百もの物質から作られていたことが判明したのです。
news.com.auのYouTubeには、主任調査員のジョン・ビーブス准教授がインタビューに答える様子が公開されており「中を割ってみると、本当に酷い臭いがします」と明かしています。
この物体がどこから来たのかは依然として謎のままだといい、ビーブス准教授は「万が一見つけても、絶対に触らないように」と注意を促しました。
また物体はクージー・ビーチのほかにも、ボンダイビーチやゴードンズ・ベイなど7ヶ所のビーチで発見されています。
世間からは「謎すぎる」「タールボールよりもかなり危険じゃないか」「どうやって出来たんだろう」「絶対に触りたくない」といった声があがっているようです。