画像はイメージ(Flicker/ m shaff )
韓国でこのたび、悲痛な事故が発生しました。
Must Share Newsによると2024年7月12日、楊州市にあるテコンドー道場で、4歳の男の子が先生からの虐待を受け、11日後の23日に残念ながら息を引き取りました。
テコンドー道場で起きた死亡事故
当時、先生は犯行を隠そうと防犯カメラの映像を削除していましたが、調査のため警察が復元。
同メディアのInstagramには、あまりにも酷い虐待の証拠が明るみになっています。
先生は男の子の足を持ち上げ、体を逆さまにして運動マットのなかに押し込んだほか、平手打ちする様子も映っていたそうです。
さらに先生はその後、27分もの間男の子を放置。
その間、男の子は叫び声をあげたり苦しそうにもがいたりしていたものの、先生は助けなかったといいます。
男の子が解放された時にはすでに心停止となっており、病院へ救急搬送されましたが、残念ながら意識を戻すことはありませんでした。
検死の結果、死因は酸素不足による低酸素性脳損傷だったことが判明し、先生は虐待と殺人の罪に問われています。
警察はまた、男の子が5月以降少なくとも140回は定期的に虐待を受けていたほか、他の生徒に対しても同様のことを行っていたと考えています。
先生は虐待を認めたものの殺人容疑は否認しており、「殺すつもりはなかった。単なる冗談だった」と供述。
さらに死の責任を両親に転嫁し、「彼の生命維持装置を中止することを決めたのは両親だ」と指摘しているといいます。
この事件に対し、世間からは「あまりにも悲痛」「かわいそうで映像を見ていられない」「なぜ誰も止めなかったの?」「明るい未来が待っていたはずなのに」「最低な先生」など、男の子を哀れむ声や先生への批判が多く寄せられました。